節目の「200円」を一時割り込み、調整一巡感も
┗ 古河機械金属(5715)
山岳地にトンネルを建造するための「トンネルドリルジャンボ」や、コンクリート破砕に使用する「油圧ブレーカ」など土木関連機械で高いシェアを誇っています。
リニア中央新幹線の工事実施計画が正式に許可されましたが、来週27日(月)から住民説明会が始まるようです。リニア関連銘柄への注目度が高まりそうですね。
さて、同社の株価は地合い悪化が影響し、節目の200円を割り込むなど調整を強いられていますが、PER=19倍台と値ごろ感がある水準です。
リニア関連の日本コンベヤは出戻る動きもみられますし、古河機械の戻りも期待できそうです。
(追記)14/10/24 12:00
同社は、11月5日に14年4~9月期の決算発表を予定しています。
会社では、同期の純利益を前年比4.5%減の12億円と見込んでいますが、昨年3月に全面オープンした室町古河三井ビルディング(コレド室町2)の賃料収入も寄与するため、業績上振れ余地があると考えます。
決算発表に向けて、業績拡大期待を集めそうです。
小野山 功