ラオックスやコメ兵に続くか?要注目の「訪日外国人」関連銘柄に注目
・わかもと製薬(4512)
米国株安に端を発した世界的な株安で、日経平均株価は10月に入って10日あまりで、およそ1500円下落。
米国内でのエボラ出血熱の感染拡大など、外部環境に不透明感があり、輸出関連や新興系の銘柄はしばらく触らない方が無難かもしれない。
だからこそ「外部環境の影響を受けにくい内需系で、直近で無下に売り込まれていた銘柄」であれば、リバウンドを狙って利益を取りやすいとみる。
同社は胃腸薬『強力わかもと』が主力の製薬メーカー。
訪日外国人の増加を手掛かりに、家電量販店のラオックス、中古ブランド品販売のコメ兵などの株価が堅調だが、同社も「訪日外国人の増加が追い風になる銘柄」といえるだろう。
日本人の感覚では理解しがたいが、中国人観光客にとって、日本製の「薬」が土産物として喜ばれるそうだ。
中でも常備薬の胃腸薬は、手土産としての人気が高い。
また、10月から免税対象が拡大されたが、医薬品が新しく免税対象になっている。
ラオックスやコメ兵に続く、訪日外国人銘柄として「10月31日に控えた中間決算発表まで目の離せない取り組み妙味のある銘柄」だと注目している。
本村