近鉄百貨店の第2四半期、営業利益15億7700万円に上振れ
近鉄百貨店<8244.T>はこの日の取引終了後、今15年2月期第2四半期累計(3~8月)決算を発表。連結売上高1407億200万円(前年同期比5.1%増)、営業利益15億7700万円(同4.0倍)となった。3月7日にグランドオープンしたあべのハルカス近鉄本店は、新たな顧客として販売拡大を目指した若年層や子育てファミリー層などへの訴求不足や食料品売り場などにおける買い回りの不便さなど、施設面で残る課題から目標の売上高を達成できない状況となっているが、隣接するHoopは大規模改装の効果がでている。同社は9月25日に第2四半期累計の営業利益を従来予想の12億円から15億円へ上方修正しているが、宣伝費など諸費用の減少で、修正値をさらに上振れて着地している。
通期は売上高2870億円(前期比3.6%増)、営業利益41億円(同32.8%増)の従来予想を据え置いている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
通期は売上高2870億円(前期比3.6%増)、営業利益41億円(同32.8%増)の従来予想を据え置いている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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