ドル上昇のスピード調整も・・・・・
一方、欧州債券市場は今日も続伸し、長期債中心に利回りの低下が継続中となっており、これがユーロの上値を抑えると共に、米国債利回りをも低下に導いています。この面からも、ドル円の上値は抑えられる可能性の方がやや大きいと考えるべきなのかもしれません。
テクニカル的には、丁度、5日移動平均線が日足を支える形となっていますが、これまでの上昇スピードが速かっただけに、そろそろ調整が入るタイミングになっているものと思われます。
又、先週のIMM投機筋円ショートは、8.7万枚を超えていましたが、その後のドル上昇継続を勘案すれば、更にショートが積み上がっているものと思われ、買い余力と云う面からも、調整が入り易い局面となっているかもしれません。