日経新聞半歩先読み
オリックスは太陽光など再生可能エネルギーの発電所新設に今後5年間で3000億円を投資するとの記事です。太陽光など発電所を拡大、国内最大手の再生エネ発電事業者になるようです。このように、再生エネルギーに大きな投資をする企業は、オリックス以外にも、増加してきそうです。
しかしながら、投資には多額の資金がかかり、すぐに大きな収益を生む訳ではないので、発電業者そのものは、株式市場では、中・長期では評価される可能性はありますが、短期的には評価され難そうです。
株式市場で短期的に好影響がありそうなのは、再生エネ発電所新設に絡む中・小型の銘柄の可能性が高いです。
今回ご紹介するのは、岐阜の電設資材メーカーの未来工業です。残業・営業ノルマが禁止で、年間の休日は有給休暇以外に140日もあり、年間労働時間は1,640時間だけです。全員が正社員、定年は70歳で、60歳を過ぎても給料は下がりません。しかも、現場主義で「報告、連絡、相談(ホウレンソウ)」も禁止されています。まさに究極のホワイト企業と言えそうです。
1965年の創業以来赤字なしで、経常利益率も常に10%以上の高収益企業です。
高収益の秘密は、独自商品の開発力です。商品点数は2万点と多く、様々なニッチな分野で、独自製品を開発、高利益率を確保しています。
最近では、太陽光発電向けの新規商材が好調です。再生エネ発電の拡大という風が吹くと、儲かる桶屋銘柄でしょう。
(7931) 未来工業 (名証2部) 1,550円 前日比 0 (0.00%) [売買単位:100株]
(8591) オリックス (東証1部) 1,589.5円 前日比 +39.0 (+2.51%) [売買単位:100株]
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
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