明日8日(金)の業績発表に向けて、業績期待が高まるか?
日建工学(東2・9767)
消波ブロック、河川・公園等のコンクリート二次製品が主力。自社工場を持たず、コンクリート製品はすべて製造委託を行う開発型の企業でもあります。
東日本大震災の復興予算増加に伴い、消波ブロック、護岸ブロックなどの販売が好調です。
今週5日付の日経新聞朝刊で、「不動テトラの2014年4~6月期の連結営業利益は、約7億円と前年同期から5倍近くに増えたようだ。」と報じられました。
不動テトラ〈1813〉は、波けしブロック「テトラポッド」が好調ですので、日建工学の業績をうらなう上で参考になる企業だと思います。
不動テトラは、日経新聞の業績観測報道が出た後、一時16%上昇する場面がありました。
同業の日建工学の業績も好調なことが予想されますので、明日8日(金)の業績発表に向けて、好業績への期待が高まるものとみております。
また、配当金が高いのも特徴です。昨年は創立50周年で記念配当(2円)を含む、年6円を実施しましたが、今年も年6円配を維持する計画です。
配当利回りは年「3.2%」と妙味がある水準です。9月末の中間配当(3円)を狙って継続するのも一手でしょうか。
小野山 功