グリーンスムージー人気も背景に
野菜や果物にはビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれるが、熱に弱いものが多いことから、通常ではサラダなどとして生で食べることが多い。しかし、噛んだだけでは吸収できない栄養素もあることから、これをミキサーで細かくすることで吸収しやすくするメリットがある。人気モデルなどが愛飲して注目を集めているアメリカ発祥のスムージーを、家庭でも気軽に作りたいというニーズが高まっており、メーカー各社では凍らせたものや硬いモノでも砕くことを可能にすべく刃やモーターの能力などを強化した新製品を投入している。
パナソニック<6752>の「ファイバ-ミキサー」は、独自開発のブラックハードチタンコートファイバーカッターを搭載することで、従来のスムージーと比べて、水の量を減らした濃いスムージーが作ることが可能。このほかでは、象印マホービン<7965.T>のミルつきミキサー「ヘルシーミックス」などが注目される。