東急不動産(3289)、野村は投資判断を引き上げ

　東急不動産ホールディングス(3289) 809円　26円高
　野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同940円から1050円に引き上げた。

　政府の法人税率を来年度から数年かけて２０％台へ引き下げる方針を受けて、１６．３期３３％、１７．３期３１％、１８．３期２９％を前提に純利益予想を上方修正したという。新目標株価算出には、従来と同様に３．７％のキャップレートを適用し、１５年春までに竣工する「表参道計画」「神宮前６丁目プロジェクト」「二子玉川ライズ」（第二期事業）などが通年稼働したベースのキャッシュフローを織り込んだようだ。

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