<動意株1日>(大引け)=オーバル、日伸銅、JVCKWなど
オーバル<7727.T>=急反発。5月8日付で東証1部へ市場変更しており、これを契機に急速人気化の経緯をたどり、TOPIXをベンチマークとするファンドの組み入れ需要に加え、発行株数2600万株で浮動株比率わずか13%という品薄感に目をつけた投機筋の買いを誘導している。石炭火力発電への見直し機運や、世界的に需要が高まるLNG関連投資を背景にLNG計測用センサーが伸びるなど、エネルギープラント向けセンサー関連の受注好調で収益環境は追い風が強い。
日本伸銅<5753.T>=大幅続伸。特に目新しい材料は観測されていないが、東邦金属<5781.T>などと並んで、東証2部市場の低位材料株物色の一環として買われているもよう。日本伸銅協会によると、伸銅品生産は4月まで10カ月連続で前年を上回って推移しており、同社の業績も堅調が期待できる。また、15年3月期配当は未定となっており、3期ぶり復配への期待もあるようだ。
JVCケンウッド<6632.T>=3日続伸。車載機器への展開ではOEM供給が一服しているものの市販向けが回復傾向にあり業績を後押ししている。そのなか、同社はインドネシアで車載用機器の販売会社の営業をきょうから開始することが伝わっており、これが株価を刺激している。
クラリオン<6796.T>=続急伸。同社は国内外の自動車メーカー向けにカーナビをはじめとするOEM商品の販売に注力。特に次世代の音声認識技術である自然対話型音声認識「インテリジェントボイス」に対応したカーナビ「NX514」を今月から発売開始、これは米グーグルの音声認識技術と連携させた商品で注目度が高い。15年3月期連結営業利益は前期比33.8%増の70億円を見込んでおり、前期に続く大幅増益トレンドを堅持する。中期的にはソフト分野の強化や安全分野に傾注、グーグルとの連携で業容拡大への期待が膨らんでいる。
大平洋金属<5541.T>=大幅続伸。ロンドン金属取引所(LME)では30日、ニッケル価格が一時、前日比120ドル高の1トンあたり1万9040ドル前後に上昇した。今年5月に2万ドル台に上昇した後、調整局面を続けていたが、6月中旬と下旬に1万8000ドル前後でダブル・ボトムをつけており再浮上基調にある。
明星電気<6709.T>=急動意。同社は上空の気温や湿度などを観測する気象観測機器で親会社のIHI<7013.T>とともに海外に進出すると1日付の日本経済新聞で報じられ、これが株価を刺激している。明星電気が機器と運用費の合計コストを2割減らせる新型機器を開発、台風や豪雨など気象変化が激しい東南アジアやオーストラリアに売り込むと伝えられており、今後の展開に思惑が募っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
日本伸銅<5753.T>=大幅続伸。特に目新しい材料は観測されていないが、東邦金属<5781.T>などと並んで、東証2部市場の低位材料株物色の一環として買われているもよう。日本伸銅協会によると、伸銅品生産は4月まで10カ月連続で前年を上回って推移しており、同社の業績も堅調が期待できる。また、15年3月期配当は未定となっており、3期ぶり復配への期待もあるようだ。
JVCケンウッド<6632.T>=3日続伸。車載機器への展開ではOEM供給が一服しているものの市販向けが回復傾向にあり業績を後押ししている。そのなか、同社はインドネシアで車載用機器の販売会社の営業をきょうから開始することが伝わっており、これが株価を刺激している。
クラリオン<6796.T>=続急伸。同社は国内外の自動車メーカー向けにカーナビをはじめとするOEM商品の販売に注力。特に次世代の音声認識技術である自然対話型音声認識「インテリジェントボイス」に対応したカーナビ「NX514」を今月から発売開始、これは米グーグルの音声認識技術と連携させた商品で注目度が高い。15年3月期連結営業利益は前期比33.8%増の70億円を見込んでおり、前期に続く大幅増益トレンドを堅持する。中期的にはソフト分野の強化や安全分野に傾注、グーグルとの連携で業容拡大への期待が膨らんでいる。
大平洋金属<5541.T>=大幅続伸。ロンドン金属取引所(LME)では30日、ニッケル価格が一時、前日比120ドル高の1トンあたり1万9040ドル前後に上昇した。今年5月に2万ドル台に上昇した後、調整局面を続けていたが、6月中旬と下旬に1万8000ドル前後でダブル・ボトムをつけており再浮上基調にある。
明星電気<6709.T>=急動意。同社は上空の気温や湿度などを観測する気象観測機器で親会社のIHI<7013.T>とともに海外に進出すると1日付の日本経済新聞で報じられ、これが株価を刺激している。明星電気が機器と運用費の合計コストを2割減らせる新型機器を開発、台風や豪雨など気象変化が激しい東南アジアやオーストラリアに売り込むと伝えられており、今後の展開に思惑が募っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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