株主還元を評価
例えば、高配当利回りで知られる不動産投資信託(REIT)の動向を表す東証REIT指数は、年初来高値圏に買われるなど高利回り志向の動きは鮮明だ。
特に、6月は6、12月期決算企業の配当権利取りの時期にあたる。25日の権利取り最終日に向け高利回り銘柄は買い人気が高まりそうだ。
高利回り銘柄では、上位にはREITのMIDリート投資法人<3227>のやインヴィンシブル投資法人<8963>などが配当利回り4~5%で顔を出している。外国資本と関係の深い東燃ゼネラル石油<5012>やビーピー・カストロール<5015>の配当利回りは3%台後半の水準にある。
ワックス専門会社の日本精蝋<5010>の配当利回りは3.9%前後と高水準。展示会などの企画・運営のテー・オー・ダブリュー<4767>の配当利回りは3.8%近辺。東京リスマチック<7861>は四半期配当を実施している。