ユニデンの１５年３月期、合理化効果などで営業５割増益

　ユニデン<6815.T>が１４日発表した１５年３月期の連結業績見通しは、売上高が前期比２６．８％減の１５３億５０００万円、営業利益は同５０．９％増の１５億円、純利益は同８５．６％増の１１億円を見込んでいる。海外輸出が全体の９割を占めているが、スマートフォンの普及で米国中心に主力のコードレス電話が大きく減少し、売上高は大幅減収が続く見通し。ただ、今期も欧米経済の回復が続く見込みであることに加え、スキャナーラジオなど無線通信・応用機器部門が牽引、製品競争力の強化とコスト削減努力の継続により利益は大きく回復する見通しだ。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）