<マーケットアイ> 復調なるかIPO市場、西武HDに関心集まる(3)
サーベラスは昨年、西武ホールディングス<9024.T>を1株1400円でTOBしている。下値で初値がついた場合、1400円前後はひとつのメドとなりそうだ。
「厳しい門出となりそう」との声は少なくないが、米国株反発で足もとの株式市場が上昇基調を取り戻しつつあることは追い風。今後は西武HDのIPOが“ほろ苦デビュー”を免れるかどうかが焦点だ。
IPO市場全体を眺めれば、昨年の活況から一転、直近の銘柄は不振状態にある。
最近では、トレックス・セミコンダクター<6616.T>と丸和運輸機関<9090.T>の2社は初値が公開価格を下回った。ほかでも、既に直近の株価が公開価格を下回った銘柄は少なくない。シグマクシス<6088.T>やANAP<3189.T>、オンコリスバイオファーマ<4588.T>など上場から間もない期間で業績下方修正を発表した企業も目立つ。
市場には「株価急伸で上場審査が甘くなっているのでは」といった辛口の見方も出ている。ただ、「最近のIPO銘柄の値動きは米国のバイオやハイテクなどモメンタム企業の株価動向と連動している」(アナリスト)との見方もある。IPO市場の行方も米国ハイテク株の動向がカギを握っていそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
「厳しい門出となりそう」との声は少なくないが、米国株反発で足もとの株式市場が上昇基調を取り戻しつつあることは追い風。今後は西武HDのIPOが“ほろ苦デビュー”を免れるかどうかが焦点だ。
IPO市場全体を眺めれば、昨年の活況から一転、直近の銘柄は不振状態にある。
最近では、トレックス・セミコンダクター<6616.T>と丸和運輸機関<9090.T>の2社は初値が公開価格を下回った。ほかでも、既に直近の株価が公開価格を下回った銘柄は少なくない。シグマクシス<6088.T>やANAP<3189.T>、オンコリスバイオファーマ<4588.T>など上場から間もない期間で業績下方修正を発表した企業も目立つ。
市場には「株価急伸で上場審査が甘くなっているのでは」といった辛口の見方も出ている。ただ、「最近のIPO銘柄の値動きは米国のバイオやハイテクなどモメンタム企業の株価動向と連動している」(アナリスト)との見方もある。IPO市場の行方も米国ハイテク株の動向がカギを握っていそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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9024
|
3,079.0
(01/24)
|
+8.0
(+0.26%)
|
6616
|
1,163.0
(01/24)
|
+12.0
(+1.04%)
|
9090
|
1,108.0
(01/24)
|
-2.0
(-0.18%)
|
6088
|
897.0
(01/24)
|
+24.0
(+2.74%)
|
3189
|
377.0
(01/24)
|
-1.0
(-0.26%)
|
4588
|
542.0
(01/24)
|
-8.0
(-1.45%)
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