消費増税後の円安パターン
過去のドル円を振り返ると、3月のドル円は年間で最も変動しやすい傾向のある月だが、今年は2月に続き狭いレンジ相場となった。保合いは長ければ長いほど、放れた際には大きくなると言われるが、雇用統計がここ数カ月続いている保合い放れのきっかけとなるのか否かに注目だ。
中国のシャドーバンキング問題、ウクライナ問題の長期化など、新興国リスクは消えた訳でなく、ドル円も新興国の状況によっては上下に激しい動きが4月にはあるかもしれない。4月はGANNのアニバーサリーデイトも多いことで分かるように、トレンド転換、相場の節目を付ける傾向のある時間帯でもある。