<動意株・6日>(大引け)=佐世保、北陸電工、東洋埠頭など
佐世保重工業<7007.T>=大幅高で昨年来高値を更新。ウクライナ情勢の緊迫化などで原油価格が上昇するなか、今後の造船市況の底打ち期待が浮上。低位造船株である同社に見直し買いが流入している。信用倍率も1.03倍の水準ときっ抗しており、取り組み妙味も膨らんでいる。
北陸電気工事<1930.T>=後場一段高。売り物薄のなか上値を伸ばし、2月25日の昨年来高値496円を射程圏にとらえている。震災復興需要に加え北陸新幹線の金沢開業に向けた駅周辺設備の工事需要を取り込んでいる。14年3月期は純利益を従来予想の14億5000万円から19億円と大幅に増額、前期比2割増を見込む。PERが6倍前後、PBRが0.6倍台と指標面からの割安感が際立っており、見直し買いが期待される。
東洋埠頭<9351.T>=急伸。同社が保有する含み資産に再度、注目する動きが出ているようだ。政府が進める「国家戦略特区」は今月中に決定される予定だが、東京圏では「東京23区、横浜市、川崎市の一部などが有力」と複数のメディアが報じている。国家戦略特区に指定されることで不動産取引が活発化し資産価値は上昇するとの期待が出ており、東京・中央区や川崎市などに倉庫や埠頭設備の資産を持つ同社株に再評価の動きが強まっている。
クミアイ化学工業<4996.T>=大幅高。5日発表した14年10月期第1四半期(13年11~14年1月)連結業績の大幅な増収増益が好感されている。売上高は163億4700万円(前年同期比71.2%増)、営業利益は14億2300万円(同5.6倍)、純利益は11億9000万円(同2.1倍)だった。国内では水稲用除草剤「ピリミスルファン剤」などの販売が伸びたほか、消費税増税前の前倒し受注も収益を押し上げた。また、海外でも畑作用除草剤「ピロキサスルホン剤」の米国での売り上げが好調だったことなどが利益に寄与した。
渋谷工業<6340.T>=大幅高。再生医療分野での活躍が見込まれるバイオ3Dプリンター関連として注目度が高く、短期筋の買い攻勢に上値追いが加速している。本業の食品パッケージプラントも中国や東南アジア向けに伸びが顕著で13年7~12月期経常利益は前期比2.4倍の17億7000万円と好調、14年6月期は前期比3割増の50億円を見込み、12年6月期からの3年間で利益は4倍強に変貌する。
常磐開発<1782.T>=ストップ高。5日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の160億円から165億円(前期比12.8%増)へ、営業利益を同6億円から9億円(同3.7%増)へそれぞれ上方修正したことが好感されている。営業利益、純利益は減益予想から一転して増益予想となる。復興関連工事の完工増などで売上高がほぼ計画通りに進捗したことに加えて、全社的な経費削減と効率的な工事現場運営および資材・外注コストの低減努力などが奏功し工事採算が改善したことが寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
北陸電気工事<1930.T>=後場一段高。売り物薄のなか上値を伸ばし、2月25日の昨年来高値496円を射程圏にとらえている。震災復興需要に加え北陸新幹線の金沢開業に向けた駅周辺設備の工事需要を取り込んでいる。14年3月期は純利益を従来予想の14億5000万円から19億円と大幅に増額、前期比2割増を見込む。PERが6倍前後、PBRが0.6倍台と指標面からの割安感が際立っており、見直し買いが期待される。
東洋埠頭<9351.T>=急伸。同社が保有する含み資産に再度、注目する動きが出ているようだ。政府が進める「国家戦略特区」は今月中に決定される予定だが、東京圏では「東京23区、横浜市、川崎市の一部などが有力」と複数のメディアが報じている。国家戦略特区に指定されることで不動産取引が活発化し資産価値は上昇するとの期待が出ており、東京・中央区や川崎市などに倉庫や埠頭設備の資産を持つ同社株に再評価の動きが強まっている。
クミアイ化学工業<4996.T>=大幅高。5日発表した14年10月期第1四半期(13年11~14年1月)連結業績の大幅な増収増益が好感されている。売上高は163億4700万円(前年同期比71.2%増)、営業利益は14億2300万円(同5.6倍)、純利益は11億9000万円(同2.1倍)だった。国内では水稲用除草剤「ピリミスルファン剤」などの販売が伸びたほか、消費税増税前の前倒し受注も収益を押し上げた。また、海外でも畑作用除草剤「ピロキサスルホン剤」の米国での売り上げが好調だったことなどが利益に寄与した。
渋谷工業<6340.T>=大幅高。再生医療分野での活躍が見込まれるバイオ3Dプリンター関連として注目度が高く、短期筋の買い攻勢に上値追いが加速している。本業の食品パッケージプラントも中国や東南アジア向けに伸びが顕著で13年7~12月期経常利益は前期比2.4倍の17億7000万円と好調、14年6月期は前期比3割増の50億円を見込み、12年6月期からの3年間で利益は4倍強に変貌する。
常磐開発<1782.T>=ストップ高。5日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の160億円から165億円(前期比12.8%増)へ、営業利益を同6億円から9億円(同3.7%増)へそれぞれ上方修正したことが好感されている。営業利益、純利益は減益予想から一転して増益予想となる。復興関連工事の完工増などで売上高がほぼ計画通りに進捗したことに加えて、全社的な経費削減と効率的な工事現場運営および資材・外注コストの低減努力などが奏功し工事採算が改善したことが寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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