米軍普天間基地の移設問題は、辺野古沖埋め立てでほぼ合意か?
沖縄県の仲井真知事は、米軍普天間基地の移設問題を巡り、移転先として政府が申請を行っている辺野古沖埋め立ての承認判断を、明日27日(金)までに行うとしています。
ゼネコン各社にとって今年は、五輪の開催決定や、リニア中央新幹線など巨大プロジェクトの始動で、株価が飛躍を遂げた年となりました。
ただ、年の瀬に差し迫って、米軍基地移転という重要な政治判断が行われようとしています。昨日25日の首相官邸での会談でも沖縄県知事の仲井真氏は「驚くべき立派な内容だ」と評価しており、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先となる同県名護市辺野古の埋め立て申請を27日に承認する方向に向かっております。
ゼネコン株の中でも特に「トンネル関連」の株価上昇が目立っていましたが、辺野古沖埋め立てが決まれば「海洋土木」相場が来てもおかしくはないと考えます。
小野山 功