*11:04JST 売れるG Research Memo(4):モバイル通信機器の総合レンタルサービス
■売れるネット広告社グループ<9235>の事業概要
3. グローバル情報通信事業
(株)JCNTでは、スマートフォンやクラウドWi-Fiルーターなど法人向けにモバイル通信機器総合レンタルサービス事業を展開している。特徴は、世界150ヶ国での対応とつながりやすさ、データ容量1日1GBから大容量・無制限まで各国で利用できる様々なプラン、安心の24時間日本語サポート、用途に応じカスタマイズ可能なデータ付きスマートフォンなどにある。このため、(旅行代理店経由となるが)国内の教育旅行(修学旅行)生、中央省庁や大手企業の出張者、各種選挙、国内外のスポーツイベントなどで採用されており、国内外で年間8万台以上のレンタル実績がある。ただし、選挙やイベントは一過性のため収益が振れやすいという課題があることから、収益の安定化に向けて、見込みの立ちやすい国内の教育旅行生や大企業への営業強化を図っている。
Amazonなどで自らD2C事業を展開
4. コマース事業
オルクス(株)では消費者向け(D2C)の事業を展開しており、独自成分「YUKIME」を配合した美容液「Premium Microbe Essence」や、亜鉛・シトルリン・黒ショウガを配合したサプリメント「ジグムアルファ」、顎から頬にかけて引き締め、ハリ感を高めることを目指した小顔美容マスク「KogaO+(コガオプラス)」など、国内生産にこだわった化粧品・健康食品を製造販売している。
なかでも「KogaO+」は、SNSを活用したソーシャルEC戦略により販売を拡大し、2025年3月には累計販売枚数80万枚を突破したほか、Amazonにおいてベストセラーランキング、売れ筋ランキング、欲しいものランキングの3冠を獲得した実績を有する。
オルクスの強みは、マーケットインを徹底した顧客目線での商品開発力、グループ会社の持つD2C関連の独自ノウハウ、広告事業を行うグループ会社の存在、ソーシャルEC(SNSとECを組み合わせて商品の販売・促進を行うこと)の活用などにあり、Amazonなどオンラインモールでの販売にも注力している。
デジタルソリューションサービスを提供
5. デジタルアセット・Web3事業
(株)SOBAプロジェクトでは、営業や面接などオンラインによるビジュアルコミュニケーションやビットコインのためのソリューションなど、教育・会議・Web3の分野で多面的にサービスを提供している。スポット収益の受託開発が売上高の3割、フロー(課金)収益の営業TV会議システムが7割となっている。強みは、産学官連携による強固な技術基盤、多様な製品ラインナップと市場適応力、低コスト・高品質な開発体制、次世代技術への積極的な取り組み、安定した取引実績と信頼性の5つである。なお、特許取得済みの「SOBAフレームワーク」は、5大学(京都大学・東京大学・東京工業大学(現 東京科学大学)・慶應義塾大学・早稲田大学)と2社(NTTドコモソリューションズ(株)・オムロン<6645>)による産学共同研究で開発されたテクノロジーである。
2027年7月期に収益貢献を期待
6. 新たな子会社
戦略的同規模M&Aや新規設立により、2027年7月期初頭にかけてグループ会社を相次いで拡充した。パロットビーク(株)は自治体向けモバイルシステム事業などを展開しており、2025年9月期は売上高1,463百万円、営業利益6百万円となった。(株)Step y'sはコールセンター業務を中核とするBPO事業会社で、2025年5月期は売上高302百万円、営業利益3百万円となった。(株)国際漢方研究所は天然由来の漢方を素材とした健康飲料「美露仙寿」を主力商品に、2025年8月期は売上高462百万円、営業利益3百万円となった。(株)ライトはデジタルコンテンツ運営支援事業などを展開、2026年2月期は売上高165百万円、営業利益13百万円となった。愛徳威広告(上海)有限公司(以下、ADWAYS CHINA)とADWAYS ASIA HOLDINGS LIMITED(以下、ADWAYS ASIA)は中国など現地市場でデジタルマーケティング支援を手掛け、2024年12月期はADWAYS CHINAが売上高459百万円、営業損失78百万円、ADWAYS ASIAが売上高309百万円、営業損失73百万円となった。
売れるAIマーケティング社(株)から商号変更したSHILD FORCE(株)では、生成AI×動画マーケティングを活用した「次世代クリエイター育成オンラインスクール事業」を開始した(AIマーケティング関連事業はSOBAプロジェクトが継承)。新設の(株)GANECCIは暗号資産による決済を簡単に受け付けることができる暗号資産決済サービス「みなペイクリプト」の提供を開始、同じく新設のBCDC.Ai.GPU Data Center(株)(以下、BCDC.Ai)は社内外で需要が急拡大しているデータセンターの構築・運営を手掛けている。
シナジーを出しやすく、横展開がスムーズ
7. グループ全体としての強み
同社は、方針として被M&A企業とも対等な関係にあるうえ、マーケティングにフォーカスして事業領域を広げているため、シナジーを出しやすい体制になっている。このため、顧客リストを相互利用してのクロスセルやノウハウの横展開をスムーズに進めることができる。また、1顧客に対してリードからクロージングまでグループ内でワンストップ対応できるため、子会社各社の顧客獲得コストも下げることができる。こうしたグループ全体の強みを生かすため、グループ会社間で活発に提案活動を行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
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3. グローバル情報通信事業
(株)JCNTでは、スマートフォンやクラウドWi-Fiルーターなど法人向けにモバイル通信機器総合レンタルサービス事業を展開している。特徴は、世界150ヶ国での対応とつながりやすさ、データ容量1日1GBから大容量・無制限まで各国で利用できる様々なプラン、安心の24時間日本語サポート、用途に応じカスタマイズ可能なデータ付きスマートフォンなどにある。このため、(旅行代理店経由となるが)国内の教育旅行(修学旅行)生、中央省庁や大手企業の出張者、各種選挙、国内外のスポーツイベントなどで採用されており、国内外で年間8万台以上のレンタル実績がある。ただし、選挙やイベントは一過性のため収益が振れやすいという課題があることから、収益の安定化に向けて、見込みの立ちやすい国内の教育旅行生や大企業への営業強化を図っている。
Amazonなどで自らD2C事業を展開
4. コマース事業
オルクス(株)では消費者向け(D2C)の事業を展開しており、独自成分「YUKIME」を配合した美容液「Premium Microbe Essence」や、亜鉛・シトルリン・黒ショウガを配合したサプリメント「ジグムアルファ」、顎から頬にかけて引き締め、ハリ感を高めることを目指した小顔美容マスク「KogaO+(コガオプラス)」など、国内生産にこだわった化粧品・健康食品を製造販売している。
なかでも「KogaO+」は、SNSを活用したソーシャルEC戦略により販売を拡大し、2025年3月には累計販売枚数80万枚を突破したほか、Amazonにおいてベストセラーランキング、売れ筋ランキング、欲しいものランキングの3冠を獲得した実績を有する。
オルクスの強みは、マーケットインを徹底した顧客目線での商品開発力、グループ会社の持つD2C関連の独自ノウハウ、広告事業を行うグループ会社の存在、ソーシャルEC(SNSとECを組み合わせて商品の販売・促進を行うこと)の活用などにあり、Amazonなどオンラインモールでの販売にも注力している。
デジタルソリューションサービスを提供
5. デジタルアセット・Web3事業
(株)SOBAプロジェクトでは、営業や面接などオンラインによるビジュアルコミュニケーションやビットコインのためのソリューションなど、教育・会議・Web3の分野で多面的にサービスを提供している。スポット収益の受託開発が売上高の3割、フロー(課金)収益の営業TV会議システムが7割となっている。強みは、産学官連携による強固な技術基盤、多様な製品ラインナップと市場適応力、低コスト・高品質な開発体制、次世代技術への積極的な取り組み、安定した取引実績と信頼性の5つである。なお、特許取得済みの「SOBAフレームワーク」は、5大学(京都大学・東京大学・東京工業大学(現 東京科学大学)・慶應義塾大学・早稲田大学)と2社(NTTドコモソリューションズ(株)・オムロン<6645>)による産学共同研究で開発されたテクノロジーである。
2027年7月期に収益貢献を期待
6. 新たな子会社
戦略的同規模M&Aや新規設立により、2027年7月期初頭にかけてグループ会社を相次いで拡充した。パロットビーク(株)は自治体向けモバイルシステム事業などを展開しており、2025年9月期は売上高1,463百万円、営業利益6百万円となった。(株)Step y'sはコールセンター業務を中核とするBPO事業会社で、2025年5月期は売上高302百万円、営業利益3百万円となった。(株)国際漢方研究所は天然由来の漢方を素材とした健康飲料「美露仙寿」を主力商品に、2025年8月期は売上高462百万円、営業利益3百万円となった。(株)ライトはデジタルコンテンツ運営支援事業などを展開、2026年2月期は売上高165百万円、営業利益13百万円となった。愛徳威広告(上海)有限公司(以下、ADWAYS CHINA)とADWAYS ASIA HOLDINGS LIMITED(以下、ADWAYS ASIA)は中国など現地市場でデジタルマーケティング支援を手掛け、2024年12月期はADWAYS CHINAが売上高459百万円、営業損失78百万円、ADWAYS ASIAが売上高309百万円、営業損失73百万円となった。
売れるAIマーケティング社(株)から商号変更したSHILD FORCE(株)では、生成AI×動画マーケティングを活用した「次世代クリエイター育成オンラインスクール事業」を開始した(AIマーケティング関連事業はSOBAプロジェクトが継承)。新設の(株)GANECCIは暗号資産による決済を簡単に受け付けることができる暗号資産決済サービス「みなペイクリプト」の提供を開始、同じく新設のBCDC.Ai.GPU Data Center(株)(以下、BCDC.Ai)は社内外で需要が急拡大しているデータセンターの構築・運営を手掛けている。
シナジーを出しやすく、横展開がスムーズ
7. グループ全体としての強み
同社は、方針として被M&A企業とも対等な関係にあるうえ、マーケティングにフォーカスして事業領域を広げているため、シナジーを出しやすい体制になっている。このため、顧客リストを相互利用してのクロスセルやノウハウの横展開をスムーズに進めることができる。また、1顧客に対してリードからクロージングまでグループ内でワンストップ対応できるため、子会社各社の顧客獲得コストも下げることができる。こうしたグループ全体の強みを生かすため、グループ会社間で活発に提案活動を行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
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