~Wattsブランドを軸に、次なる事業高度化へ~
ポイント
・今2026年8月期2Q累計(上期)の業績は計画を上回った。既存店が堅調である。円安、インフレへの対応が必要であるが、イラン情勢が石油関連の生活必需品を中心に需要をリードし、既存店の伸びが高まっている。3Qの業績はさらによくなろう。一方で、来期はその反動減も予想される。
・駅前や商店街への小型のテナント型店の出店、ディスカウントストア・リアルを活用したロードサイドへの出店など、出店戦略に工夫を取り入れている。100円以外の高額品の活用によって粗利益のコントロールもしやすくなっている。既存店のプラスを確保しつつ、業績は好転しており、今期も増益が見込めよう。
・100円ショップは、海外からの商品調達が相対的に多い。ワッツは均一価格を原則とするが、100円以外の高額商品は粗利益の改善に貢献するので、顧客ニーズに合わせつつ、全体のバランスを図っている。4Qに向けてテナント型店での高額商品の売上比率は28%まで上がってこよう。
・今後は、食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどに出店している委託販売型の店舗でも、100円以外の高額商品の品揃えが徐々に増えていくことになろう。インフレ時代の100円ショップは付加価値志向を高めながら、均一価格のミックスによる新たな業態にシフトしつつ、そのポジションを確保していくことができよう。
・ROEで8~10%水準を確保するには営業利益で15~20億円がほしい。円安が急激に進行する中ではその対応が難しかったが、次第にこなれてきた面はある。ワッツブランドの浸透に力を入れているが、省人化による生産性の向上がもう一段求められる。
・今後の経営方針は、1)自社のファッション雑貨やディスカウントストアとのハイブリッド型出店による付加価値の向上と、2)強みを有する委託販売の一段の強化にある。小回りの利く店舗展開で優位性を発揮しつつ、事業の高度化に注力している。その進捗に注目したい。
目次
1.特色規模では業界4位ながら、小回りがきく存在
2.強み迅速な出退店と独自の店舗オペレーションで収益を確保
3.中期経営方針Wattsブランドをベースに高付加価値化を推進
4.当面の業績グループ連携を強化しつつ、業績は好転
5.企業評価収益源の集中を図る
| 企業レーティング | C |
|---|---|
| 株価 (2026年4月22日) |
607円 |
| 時価総額 | 82億円 (13.458百万株) |
| PBR | 0.60倍 |
| ROE | 7.1% |
| PER | 8.5倍 |
| 配当利回り | 3.3% |
| 総資本 | 26167百万円 |
| 純資産 | 13415百万円 |
| 自己資本比率 | 51.2% |
| BPS | 1010.6円 |
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | EPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016.8 | 46176 | 1205 | 1193 | 718 | 53.0 | 15.0 |
| 2017.8 | 47494 | 1209 | 1272 | 839 | 62.0 | 15.0 |
| 2018.8 | 49480 | 1000 | 1037 | 633 | 46.8 | 15.0 |
| 2019.8 | 51399 | 716 | 656 | 70 | 5.3 | 10.0 |
| 2020.8 | 52795 | 1768 | 1731 | 774 | 57.8 | 15.0 |
| 2021.8 | 50702 | 1669 | 1586 | 965 | 72.1 | 22.0 |
| 2022.8 | 58347 | 998 | 1148 | 781 | 57.8 | 15.0 |
| 2023.8 | 59309 | 621 | 648 | 250 | 18.5 | 15.0 |
| 2024.8 | 61257 | 1246 | 1228 | 904 | 68.5 | 20.0 |
| 2025.8 | 61578 | 1419 | 1429 | 870 | 66.0 | 23.0 |
| 2026.8(予) | 63000 | 1600 | 1600 | 950 | 71.6 | 20.0 |
| 2027.8(予) | 65000 | 1500 | 1500 | 900 | 67.8 | 20.0 |
(2026.2ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース。 2024.8期の配当は特別配 5円を含む。 2025.8期の配当は会社設立 30周年記念配 3円と特別配 5円を含む。
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。
レポート全文はこちらから
https://www.belletk.com/waltutu202604.pdf
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