為替相場まとめ1月12日から1月16日の週

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最新投稿日時:2026/01/17 08:00 - 「為替相場まとめ1月12日から1月16日の週」(みんかぶ(FX/為替))

為替相場まとめ1月12日から1月16日の週

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/01/17 08:00
 12日からの週は、政治関連の材料に揺り動かされている。特に円相場は、高市首相が早期の解散・総選挙を行う見込みとの報道で円安方向への動きが強まった。政権安定を狙うことで拡張的な財政政策を運営しやすくなるものとみられ、株高・債券安・円安の動きが広がった。ドル円は159円台半ばへと上昇、160円の節目に迫った。しかし、円安のデメリットを警戒する向きもあった。片山財務相、三村財務官などとともにベッセント米財務長官からも過度な相場変動を警戒する声が上がった。日銀関係者からも同様の主旨の発言が伝わった。円安にやや調整の動きが入っている。また、海外ではトランプ政権に関する報道が中心となっている。ベネズエラ情勢は小康状態となったが、イランでの抗議デモと政府の抑圧の動きが問題視された。トランプ大統領はイランに対する実力行使も辞さないとして両国の緊張が高まった。金や銀などの貴金属が安全資産として買われ、原油価格は高騰した。しかし、イランでのデモが次第に収まってきたことで、トランプ大統領は同国に介入しないと発言。原油が急反落し、貴金属相場にもやや調整が入った。ドル相場は全般に落ち着いた値動きとなっている。米消費者物価発表ではコア前年比の伸びがやや鈍化したが、ドル相場は反応薄だった。

(12日)
 東京市場は成人の日の祝日のため休場。

 ロンドン市場は、東京市場が成人の日で休場の中、ドル円は157円台後半で揉み合い。高市首相の早期解散報道による円安と、トランプ政権のFRB圧力によるドル安が交錯した。158.20付近を高値に157.52付近まで反落後、再び158円周辺で推移。158.00の大規模オプションが価格を引き寄せ、様子見姿勢が強まった。ユーロドルは1.1696付近まで上昇したが、1.17手前のオプション壁で上値を抑えられた。ユーロ円は184.55付近へ上昇。ポンド円も212円台後半に買い進まれ、クロス円中心の円安が続いた。

 NY市場ではドル安一服。トランプ政権によるFRB圧力問題で司法省がパウエル議長に召喚状を送付したことがドルの重石に。ドル円は一時下落も158円台に再上昇。円の売り買いが交錯しつつも円安維持。ユーロドルは1.17手前で伸び悩むが、1.1665付近で100日線を回復。ユーロ円は184.65付近へ上昇。ポンド円は213円台をつけ、2008年以来の高値更新。英CPI鈍化観測を背景に英中銀の利下げ観測が強まり、ポンドドルは1.34後半で推移。ドル高圧力を限定的に留めた。

(13日)
 東京市場で、ドル円は2024年7月以来の高値158.91付近まで上昇。高市首相の解散総選挙観測による円売りが主導。片山財務相が「急激な円安進行を憂慮」と発言したが影響は限定的で、報道を機に再び円売りが強まった。159.00付近の売り注文で一時反落も、押し目は浅く地合いは上方向。ユーロ円は史上初の185円台乗せ、ポンド円も214円台に上昇。ユーロドルとポンドドルは狭いレンジで小動き。

 ロンドン市場でドル円は節目を突破、159.05付近まで上昇した。高市解散観測を材料に円安が続く一方、米CPI待ちで様子見姿勢。クロス円ではユーロ円185.54付近、ポンド円214.30付近まで高値更新。ドル円は158.90付近での揉み合いで、オプション158.50(約6億ドル)の存在が意識された。トランプ政権によるFRB圧力懸念が継続。ユーロドルは1.16台後半で方向感乏しく、ユーロ円はユーロ導入以来の高値更新が話題に。

 NY市場では、ドル円は米CPIを受けて一時158.60付近まで下落したが、すぐに反発し159円台へ。インフレ鈍化ながらFRBの利下げ見送り見通しが維持された。高市首相の解散報道が円安圧力を強め、160円を視野に上昇。介入警戒感が強まった。ユーロドルは1.16台半ばまで下落し戻り売り優勢、ユーロ円は185円台半ばで史上最高値を更新。ポンド円は214円へ上昇も、NY後半は上昇一服。ECBは賃金動向を警戒しつつも引き締め姿勢を維持している。

(14日)
 東京市場で、ドル円は朝からドル高・円安が続き、159.19付近の前日高値を超え159.45付近まで上昇。仲値後の売り一巡で再び買い優勢に。昼過ぎには159.09付近でサポートされ、午後は159.30付近で取引。株高が下支えしたが、介入警戒で上値追いにも慎重。ユーロ円は185.57付近をつけたが高値更新の値幅は限定的、押し目は185.27付近まで。ユーロドルは1.1636から1.1649付近までの狭いレンジ。ポンド円は214.11付近、ポンドドルは1.34台前半で小動き。

 ロンドン市場は円の買い戻しが優勢。片山財務相と三村財務官の相次ぐ円安牽制発言でドル円は159.45付近から158.58付近へ反落。介入警戒が高まる中、158円台半ばでは押し目買いも見られた。ユーロドルは1.1658付近へ上昇後に伸び悩み。ユーロ円は185.57付近から184.83付近まで調整売り。ポンド円は214.11付近から213.33付近へ反落、クロス円中心に円買い戻しが強まった。

 NY市場ではドル円が一時158円台前半まで反落。160円接近で介入警戒が高まり、ロング勢が手仕舞い。米PPIと小売売上高は強めの結果も反応は鈍く、FRB利下げ観測は後退。トランプ政権のFRB圧力問題が続くなか、市場は様子見姿勢。ユーロドルは1.16台半ばで小動き、ユーロ円は184円台半ばまで下押しながら上昇基調維持。ポンド円は212円台へ調整。英経済指標の弱さからポンド上値は重く、週明け英GDPが注目材料に。

(15日)
 東京市場で、ドル円は158円台推移。高市首相の衆院解散・2月8日投開票観測で積極財政思惑の円売りが下支えする一方、片山財務相・三村財務官の円安けん制で介入警戒が上値を抑制。14日1は59.45付近高値の後1は58.10が安値だった、15日は158.20台で底入れした後1、58.65付近まで反発。ユーロ円は184.18付近に安値更新後1は84.62付近まで回復も方向感なく、ポンド円も212.58底堅く213円台回復と値動き限定的。ユーロドル1.1633-1.1647、ポンドドル1.3423-1.3446と狭いレンジで推移。

 ロンドン市場は、売買が交錯する神経質な展開。ドル円は東京市場からの底堅い動きを引き継ぎ、序盤には158.70付近で推移していた。しかし、ロンドン時間に入ると、ブルームバーグが関係者の話として「日銀は円安進行に伴う物価上振れや経済への影響を一段と警戒しており、一層の円安が今後の利上げペースを速める可能性がある」と報じたことで、円買いが急速に強まる場面があった。ドル円は一時158.30台まで急落し、クロス円も連れ安となった。ただ、同報道には「1月会合では金融政策の維持を決める見込み」との内容も含まれていたことから、売り一巡後は158.50付近へと値を戻している。高市首相による早期解散総選挙の方針や、それに伴う「高市トレード(積極財政・円安)」の継続性が意識される一方、日銀の利上げ観測や政府・日銀などによる円安けん制が交錯し、相場は不安定な動きを見せている。ユーロドルは1.16台前半、ポンドドルは1.34台前半で振幅。英月次GDPやユーロ圏鉱工業生産などが予想を上回ったが、両通貨とも買い反応は続かなかった。

 NY市場でドル円は買い戻しが出て、一時158円台後半に上昇。この日発表の米新規失業保険申請件数が予想を下回り、労働市場の堅調さを示したことから、ドル高の反応が見られている。ただ、上値を再び積極的に追う動きまではまだ出ない中、158円台半ばに伸び悩んだ。

(16日)
 東京市場は朝方に158円70銭を付ける場面が見られたが、片山財務相の円安牽制発言で、いったん円買いが強まり、157円98銭まで下落した。すぐに158円台に戻すと、午後は158円台前半で推移。ややしっかりの動きで158円40銭台を回復したものの、朝方の水準には戻しておらず、介入警戒感をにらみながらの展開となった。ユーロ円などクロス円も朝方の円高で下げた後、少し戻す展開。ユーロ円は昨日、対ドルでのユーロ売りを受けて184円台半ば前後での推移から183円80銭台を付けた。184円10銭台に戻して東京朝を迎えると、片山財務相の発言もあって183円47銭まで下げた。午後は183円80銭台まで戻している。ユーロドルは昨日、一時1.1590ドル台を付けるなど、ユーロ安が優勢となった。その後の戻りは限定的で、上値の重さが続くものの、1.1600ドル割れには慎重で、朝から1.1603-1.1614ドルの狭いレンジでもみ合っている。

 ロンドン市場でドル円は158円台前半推移となった。東京安値を試す勢いはなく、しかし介入警戒感から戻りも鈍いという展開。クロス円も基本的に同様の動きで、ユーロ円は183円台後半での推移。ロンドン午前の円高局面でも183円50銭前後までの下げにとどまった。ユーロドルは1.16台前半で落ち着いた動き。東京市場の高値を超えたものの1.1623ドルまでの上昇にとどまった。

 NY市場はトランプ大統領の2つの発言に翻弄。1つは、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長には「現職に留まってほしい」との言及と、もう1つは、「グリーンランドに関して複数国に関税を課す可能性ある」との言及。ハセット委員長が議長候補から完全に外れたことを正式に示すものではないものの、同氏が議長に就任した場合のリスクは後退した格好。特に、堅調な景気と根強いインフレが続く中でも、ハセット委員長の著しくハト派的な発言はドルにとって重しと受け止められてきた。なお、市場ではウォーシュ元FRB理事が最有力候補に浮上しているようだ。為替市場はドル高の反応が見られた。

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配信元: みんかぶ(FX/為替)

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