米国株見通し:下げ渋りか、ハイテクにらみも雇用統計を見極め

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最新投稿日時:2025/12/15 13:33 - 「米国株見通し:下げ渋りか、ハイテクにらみも雇用統計を見極め」(フィスコ)

米国株見通し:下げ渋りか、ハイテクにらみも雇用統計を見極め

配信元:フィスコ
投稿:2025/12/15 13:33
*13:33JST 米国株見通し:下げ渋りか、ハイテクにらみも雇用統計を見極め (13時30分現在)

S&P500先物      6,844.25(+13.50)
ナスダック100先物  25,245.00(+31.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は123ドル高。米長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


前週末のNY市場で主要3指数はそろって反落。ダウは前日比245ドル安の48458ドルで引けた。AI関連銘柄を巡る過熱感が意識され、ブロードコムが決算発表後に急落、オラクルも軟調だった。エヌビディアも売り込まれ、ハイテク売りが鮮明に。長期金利の上昇も重しとなり、成長株中心に売りが広がった。AI関連の調整を警戒しつつも、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が下支えとなり、ディフェンシブ銘柄が相場を支えた。


本日は下げ渋りか。AIバブル懸念がなお根強く、金利上昇が続く中で買いは限定的とみられる。一方で、前週の急落を受けた短期的な買い戻しも予想され、相場の下値はある程度支えられる可能性がある。今晩発表予定のNY連銀製造業景況感指数は前回からの悪化が見込まれ、景気減速懸念が再び意識されやすい。ただ、年内の重要経済指標をにらみつつ、来年の連邦公開市場委員会(FOMC)への思惑が広がり方向感は出にくい。セクター別では、ディフェンシブ株や公共事業株が相対的に堅調となる一方、半導体や大型ITは上値の重い展開が続きそうだ。


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配信元: フィスコ

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