*08:14JST 12日の米国市場ダイジェスト:NYダウは245ドル安 ブロードコム急落でAI・半導体関連に売り波及
■NY株式:NYダウは245ドル安 ブロードコム急落でAI・半導体関連に売り波及
米国株式市場は下落。ダウ平均は245.96ドル安48,458.05ドル ナスダックは398.69ポイント安23,195.17で取引を終了した。ダウ平均株価は、FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始した。しかし、ハイテク株の売りが重しとなり失速、下落に転じた。ナスダックは終日軟調な展開。前日決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇、半導体・同製造装置が下落した。
ヨガウエアブランドのルルレモン・アスレティカ(LULU)は大幅高。第3四半期の業績が市場予想を上回った他、通期1株当たり利益見通しの上方修正が好感された。トランプ大統領がマリファナに関する連邦政府の規制を緩和するだろうとの報道を受け、医薬用大麻の栽培・販売を手掛けるティルレイ・ブランズ(TLRY )カノピ・グロース(CGC)など大麻関連株が急騰した。半導体・ソフトウェアのブロードコム(AVGO)は前日市場予想を上回る好決算を発表も大幅安。ホック・タンCEOがアナリスト向け電話会議で売上高総利益率が悪化する見通しを示したことから一部投資家から失望売りが出た。オラクル(ORCL)はOpenAI向けのデータセンタープロジェクトの一部延期報道を受け下落。日中、広報担当者がこの報道内容を否定したと伝わり、やや値を戻して取引を終えた。
トランプ大統領はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで次期FRB議長について元FRB理事のウォーシュ氏かハセット国家経済会議(NEC)委員長を起用する方向で検討していると述べた。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:ドル・円は上げ渋り、株安を嫌気
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、156円10銭まで買われたが、株安を意識した売りが入ったことで155円68銭まで反落し、155円88銭で引けた。米長期金利は底堅い動きを見せたが、株安で円買いが活発となった。
ユーロ・ドルは1.1723ドルから1.1750ドルまで上昇し、1.1741ドルで引けた。ユーロ・円は183円16銭まで買われた後、182円68銭まで下げた。ポンド・ドルは、1.3383ドルまで買われた後、1.3342ドルまで反落。ドル・スイスは0.7945フランから0.7965フランまで戻した。
■NY原油:弱含み、一時57.15ドルまで下落
12日のNY原油先物1月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.16ドル(-0.28%)の57.44ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.15-58.19ドル。アジア市場で58.19ドルまで買われたが、その後はじり安となり、米国市場の中盤にかけて57.15ドルまで売られた。ただ、57ドル台前半で押し目買いが入ったことで下げ止まり、57.72ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では57.50ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 55.14ドル +0.58ドル(+1.06%)
モルガン・スタンレー(MS) 178.41ドル -1.88ドル(-1.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)887.96ドル -23.07ドル(-2.53%)
インテル(INTC) 37.81ドル -1.70ドル(-4.30%)
アップル(AAPL) 278.28ドル +0.25ドル(+0.08%)
アルファベット(GOOG) 310.52ドル -3.18ドル(-1.01%)
メタ(META) 644.23ドル -8.48ドル(-1.29%)
キャタピラー(CAT) 597.89ドル -27.72ドル(-4.43%)
アルコア(AA) 46.14ドル -1.10ドル(-2.32%)
ウォルマート(WMT) 116.70ドル +1.18ドル(+1.02%)
<NH>
米国株式市場は下落。ダウ平均は245.96ドル安48,458.05ドル ナスダックは398.69ポイント安23,195.17で取引を終了した。ダウ平均株価は、FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始した。しかし、ハイテク株の売りが重しとなり失速、下落に転じた。ナスダックは終日軟調な展開。前日決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇、半導体・同製造装置が下落した。
ヨガウエアブランドのルルレモン・アスレティカ(LULU)は大幅高。第3四半期の業績が市場予想を上回った他、通期1株当たり利益見通しの上方修正が好感された。トランプ大統領がマリファナに関する連邦政府の規制を緩和するだろうとの報道を受け、医薬用大麻の栽培・販売を手掛けるティルレイ・ブランズ(TLRY )カノピ・グロース(CGC)など大麻関連株が急騰した。半導体・ソフトウェアのブロードコム(AVGO)は前日市場予想を上回る好決算を発表も大幅安。ホック・タンCEOがアナリスト向け電話会議で売上高総利益率が悪化する見通しを示したことから一部投資家から失望売りが出た。オラクル(ORCL)はOpenAI向けのデータセンタープロジェクトの一部延期報道を受け下落。日中、広報担当者がこの報道内容を否定したと伝わり、やや値を戻して取引を終えた。
トランプ大統領はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで次期FRB議長について元FRB理事のウォーシュ氏かハセット国家経済会議(NEC)委員長を起用する方向で検討していると述べた。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:ドル・円は上げ渋り、株安を嫌気
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、156円10銭まで買われたが、株安を意識した売りが入ったことで155円68銭まで反落し、155円88銭で引けた。米長期金利は底堅い動きを見せたが、株安で円買いが活発となった。
ユーロ・ドルは1.1723ドルから1.1750ドルまで上昇し、1.1741ドルで引けた。ユーロ・円は183円16銭まで買われた後、182円68銭まで下げた。ポンド・ドルは、1.3383ドルまで買われた後、1.3342ドルまで反落。ドル・スイスは0.7945フランから0.7965フランまで戻した。
■NY原油:弱含み、一時57.15ドルまで下落
12日のNY原油先物1月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.16ドル(-0.28%)の57.44ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.15-58.19ドル。アジア市場で58.19ドルまで買われたが、その後はじり安となり、米国市場の中盤にかけて57.15ドルまで売られた。ただ、57ドル台前半で押し目買いが入ったことで下げ止まり、57.72ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では57.50ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 55.14ドル +0.58ドル(+1.06%)
モルガン・スタンレー(MS) 178.41ドル -1.88ドル(-1.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)887.96ドル -23.07ドル(-2.53%)
インテル(INTC) 37.81ドル -1.70ドル(-4.30%)
アップル(AAPL) 278.28ドル +0.25ドル(+0.08%)
アルファベット(GOOG) 310.52ドル -3.18ドル(-1.01%)
メタ(META) 644.23ドル -8.48ドル(-1.29%)
キャタピラー(CAT) 597.89ドル -27.72ドル(-4.43%)
アルコア(AA) 46.14ドル -1.10ドル(-2.32%)
ウォルマート(WMT) 116.70ドル +1.18ドル(+1.02%)
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