米国株見通し:伸び悩みか、今週の金融政策決定を注視

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2025/12/08 13:08 - 「米国株見通し:伸び悩みか、今週の金融政策決定を注視」(フィスコ)

米国株見通し:伸び悩みか、今週の金融政策決定を注視

配信元:フィスコ
投稿:2025/12/08 13:08
*13:08JST 米国株見通し:伸び悩みか、今週の金融政策決定を注視 (13時00分現在)

S&P500先物      6,888.25(+10.00)
ナスダック100先物  25,783.50(+51.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は1ドル高。米長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。


前週末のNY市場は反発。ダウは104ドル高の47954ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB) の利下げ観測が根強く、買いが優勢。この日発表された物価関連指標が市場予想とおおむね一致し、ミシガン大学の消費者調査でも期待インフレ率が低下し、利下げを妨げない内容と受け止められた。金融株の一角が上昇し、セールスフォースの急伸でハイテク株が指数を押し上げた。一方、ディフェンシブは軟調で、高値圏では伸び悩んだ。


本日は伸び悩みか。明日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に利下げは織り込まれ、積極的な買いは手控えられそうだ。経済指標の発表遅延が続き、FRB内での政策判断の不透明感も残る。加えて、足元の消費や雇用関連データの弱さが景気減速懸念を呼び、調整売り圧力に。一方で、インフレ鈍化が確認されていることから金利敏感株や住宅関連株には支援要因となり得る。全般的にFOMCを控え様子見姿勢が強まり、方向感を欠く展開が想定される。


<TY>
配信元: フィスコ

#相場見通し #金融政策 の最新ニュース

みんかぶおすすめ