電気興が大幅続伸、9月中間期は最終黒字転換で自社株消却実施へ
電気興業<6706.T>は大幅続伸している。前週末14日の取引終了後、26年3月期第2四半期(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が149億1400万円(前年同期比13.8%増)、最終損益が1億4300万円の黒字(前年同期は4億5400万円の赤字)だった。同時に自社株100万株(消却前の自己株式を除く発行済み株式総数の11.38%)の消却を開示した。損益の改善と、市場への株式の再放出による潜在的な需給悪化リスクが後退したとの見方が買いを引き寄せている。主力の電気通信関連事業で固定無線関連分野における防災行政無線の需要回復や防衛関連分野における防衛費予算の増額に伴う需要増加などを受け、成長事業セグメントにおける需要の取り込みを進めたほか、生産性の向上や固定費の削減なども積極的に行った。自社株の消却については11月28日に実施する。消却後の発行済み株式総数は990万株になる。出所:MINKABU PRESS
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