千葉銀行<8331.T>のもみ合い上放れと青天井圏への突入を期待したい。千葉県に本拠を置く地銀大手で、4日に発表した26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、純利益が前年同期比8.7%増の217億8300万円となった。中間期の計画に対する進捗率は53%台と順調な滑り出しとなっている。
ネット銀行を交えた預金獲得競争が激しくなるなか、銀行単体の6月末の預金残高は16兆3079億円と前年同期末に比べて2800億円あまり増加。一方、貸出金残高は13兆5438億円と6500億円近く増加させた。4~6月期の貸出金利回りは1.15%と前年同期比で0.26ポイント上昇し、収益力が高まっている。
時価総額1兆円を上回る地銀株として海外の機関投資家の投資対象となりうる規模を持つほか、7月には千葉興業銀行<8337.T>との経営統合で調整を進めていると報じられ、地銀株のなかでもカタリストを抱える銘柄として注目度は高い。直近ではベッセント米財務長官が日銀の金融政策について「後手に回っている」との見解を示し、早期の利上げ観測が台頭したことも株価のサポート要因となりそうだ。1989年の上場来高値1560円を上抜ければ、需給面で真空地帯に差し掛かることとなる。(碧)
出所:MINKABU PRESS
ネット銀行を交えた預金獲得競争が激しくなるなか、銀行単体の6月末の預金残高は16兆3079億円と前年同期末に比べて2800億円あまり増加。一方、貸出金残高は13兆5438億円と6500億円近く増加させた。4~6月期の貸出金利回りは1.15%と前年同期比で0.26ポイント上昇し、収益力が高まっている。
時価総額1兆円を上回る地銀株として海外の機関投資家の投資対象となりうる規模を持つほか、7月には千葉興業銀行<8337.T>との経営統合で調整を進めていると報じられ、地銀株のなかでもカタリストを抱える銘柄として注目度は高い。直近ではベッセント米財務長官が日銀の金融政策について「後手に回っている」との見解を示し、早期の利上げ観測が台頭したことも株価のサポート要因となりそうだ。1989年の上場来高値1560円を上抜ければ、需給面で真空地帯に差し掛かることとなる。(碧)
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