コメ兵HDが急反落、売上総利益率低下で第1四半期は59%営業減益
コメ兵ホールディングス<2780.T>が急反落している。12日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高461億2000万円(前年同期比37.7%増)、営業利益8億8300万円(同58.7%減)、純利益3億5300万円(同75.0%減)となり、大幅減益で着地したことが嫌気されている。前期にアールケイエンタープライズほか3社をグループ化した効果や買取専門店を10店舗出店したことなどが寄与し、売上高は第1四半期として過去最高を更新した。一方、時計やバッグの商品相場が低下したことや、これらの在庫の流動化を図るために法人仕入れ及び法人販売を活用したことで売上総利益率が低下。また、出店に伴う人材採用・育成などで販管費が当初計画よりも増加したことが利益を圧迫した。
なお、26年3月期通期業績予想は、売上高2000億円(前期比25.8%増)、営業利益80億円(同29.5%増)、純利益46億円(同3.7%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
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