【本日の見通し】米関税発表を受けたドル売り円買い広がる
【本日の見通し】米関税発表を受けたドル売り円買い広がる
注目された米国の関税は全輸入品に一律10%の関税、国・地域ごとに関税率が示され、EUは20%、日本は24%などとした。
この動きを市場はネガティブにとらえ、ドル円はリスク警戒の円買いが広がった。発表前の1ドル=150円00銭前後から一気にドル安円高が進み、148円台前半を付ける動き。世界経済に大きな悪影響が出ると懸念されている。
反応はまちまちで、ユーロドルは1.0850前後で発表を迎え、1.09台前半までユーロ高ドル安も、その後1.08台前半へユーロ売りが出ている。
この後もリスク警戒の動きが継続するとみられる。世界貿易全体の鈍化などを受けて、景気先行き不透明感が強まる中、円買いの動きなどが見込まれるところ。ドル円は下方向のリスクを強く意識する展開となりそう。
米景気の鈍化懸念も広がるが、一方で関税を受けた物価高圧力も広がる。ドルは対円など逃避通貨相手には売りが予想されるものの、リスク警戒のドル高円高の中、ユーロドルなどは上値が重くなる可能性が高い。
ドル円は11日に付けた146円50銭台が意識される展開に。
クロス円は対ドルでのユーロ売りや豪ドル売りの動きが広がると、ドル円以上に下げが強まる可能性。ユーロ円は162円台で発表を迎え、いったんは上昇し164円10銭台を付けた後、160円台前半へ急落した。この後も売りが強まる可能性が高い。ただ戻り高値からすでに4円超の下げとなっており、売り過ぎに警戒感が出る可能性がある。基調は下方向も、調整の動きなどを警戒しながらの展開。159円00銭前後がポイント。
ユーロドルはいったん1.09台へ上昇後、売りが強まった。この後の動きはやや不安定。1.0900手前は重くなりそうだが、売りがどこまで強まるか注目。
MINKABUPRESS 山岡
注目された米国の関税は全輸入品に一律10%の関税、国・地域ごとに関税率が示され、EUは20%、日本は24%などとした。
この動きを市場はネガティブにとらえ、ドル円はリスク警戒の円買いが広がった。発表前の1ドル=150円00銭前後から一気にドル安円高が進み、148円台前半を付ける動き。世界経済に大きな悪影響が出ると懸念されている。
反応はまちまちで、ユーロドルは1.0850前後で発表を迎え、1.09台前半までユーロ高ドル安も、その後1.08台前半へユーロ売りが出ている。
この後もリスク警戒の動きが継続するとみられる。世界貿易全体の鈍化などを受けて、景気先行き不透明感が強まる中、円買いの動きなどが見込まれるところ。ドル円は下方向のリスクを強く意識する展開となりそう。
米景気の鈍化懸念も広がるが、一方で関税を受けた物価高圧力も広がる。ドルは対円など逃避通貨相手には売りが予想されるものの、リスク警戒のドル高円高の中、ユーロドルなどは上値が重くなる可能性が高い。
ドル円は11日に付けた146円50銭台が意識される展開に。
クロス円は対ドルでのユーロ売りや豪ドル売りの動きが広がると、ドル円以上に下げが強まる可能性。ユーロ円は162円台で発表を迎え、いったんは上昇し164円10銭台を付けた後、160円台前半へ急落した。この後も売りが強まる可能性が高い。ただ戻り高値からすでに4円超の下げとなっており、売り過ぎに警戒感が出る可能性がある。基調は下方向も、調整の動きなどを警戒しながらの展開。159円00銭前後がポイント。
ユーロドルはいったん1.09台へ上昇後、売りが強まった。この後の動きはやや不安定。1.0900手前は重くなりそうだが、売りがどこまで強まるか注目。
MINKABUPRESS 山岡
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