米通商代表部（USTR）は「第3の選択肢」検討 関税は一部の国に適用、20%未満

米通商代表部（USTR）は「第3の選択肢」検討　関税は一部の国に適用、20%未満

トランプ米政権の経済チームは残りわずかな時間で新たな関税の選択肢を準備している、政府関係者の話としてWSJが報じている。

トランプ氏はここ数日、すべての輸入品に20%の関税を課すこと、あるいは各国に異なる関税を課す案を検討している。しかし、米通商代表部（USTR）は「第3の選択肢」を検討している。それは一部の国に一律関税を課す案だという。そしてその関税率は「20%未満」だという。この第3の案は米国の業界団体や労働団体の反発を受けてのものだ。

ただ、米国時間午後4時の関税発表を前にトランプ氏がこの案を選ぶかはまだ明らかではない。トランプ氏は月曜日に「決めた」と発言したものの、政策は依然として協議中だと強調。