*12:06JST 城南進研 Research Memo(6):資産のスリム化が進むなかでも財務の健全性は維持
■城南進学研究社<4720>の業績動向
3. 財務状況
2025年3月期中間期の財務状況は、資産合計が前期末比180百万円減少の4,695百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が176百万円、売掛金が21百万円それぞれ減少した。固定資産では映像授業部門の新規開校や個別指導部門で教場のリニューアルを実施したことなどにより、有形固定資産が31百万円増加した。
負債合計は前期末比103百万円減少の2,890百万円となった。有利子負債が55百万円増加した一方で、契約負債が67百万円、未払法人税等が19百万円それぞれ減少した。純資産合計は同77百万円減少の1,804百万円となった。親会社株主に帰属する中間純損失33百万円の計上と剰余金の配当41百万円により、利益剰余金が74百万円減少した。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の38.6%に対してほぼ横ばい水準となる38.4%となった。有利子負債比率は33.2%から37.7%と上昇したものの、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)はプラスとなっており、財務の健全性は維持しているものと判断できる。今後も不採算教場の整理統合を進めるなど資産のスリム化を進めていくとともに、ソリューションビジネスを強化していくことで収益性を高め、ROEの向上を目指す方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
3. 財務状況
2025年3月期中間期の財務状況は、資産合計が前期末比180百万円減少の4,695百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が176百万円、売掛金が21百万円それぞれ減少した。固定資産では映像授業部門の新規開校や個別指導部門で教場のリニューアルを実施したことなどにより、有形固定資産が31百万円増加した。
負債合計は前期末比103百万円減少の2,890百万円となった。有利子負債が55百万円増加した一方で、契約負債が67百万円、未払法人税等が19百万円それぞれ減少した。純資産合計は同77百万円減少の1,804百万円となった。親会社株主に帰属する中間純損失33百万円の計上と剰余金の配当41百万円により、利益剰余金が74百万円減少した。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の38.6%に対してほぼ横ばい水準となる38.4%となった。有利子負債比率は33.2%から37.7%と上昇したものの、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)はプラスとなっており、財務の健全性は維持しているものと判断できる。今後も不採算教場の整理統合を進めるなど資産のスリム化を進めていくとともに、ソリューションビジネスを強化していくことで収益性を高め、ROEの向上を目指す方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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