ダウ平均は横ばい IT・ハイテク株は戻り売り パウエル証言は予想通り=米国株序盤
NY株式11日(NY時間13:16)(日本時間03:16)
ダウ平均 44485.18(+14.77 +0.03%)
ナスダック 19620.12(-94.15 -0.48%)
CME日経平均先物 39020(大証終比:+260 +0.67%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。ただ、IT・ハイテク株は戻り売りに押されている。本日はパウエルFRB議長の議会証言が行われたが、「金利調整を急ぐ必要ない」と改めて表明した。予想通りの内容ではあったが、米株式市場は一時下げの反応を示した。ただ、その反応も一時的に留まっている。追加利下げの可能性は排除しないものの、一旦立ち止まり、慎重に情勢を見極める姿勢に変化はない。
関税のニュースが続いており、トランプ大統領が前日にアルミと鉄鋼への関税を発表。新しい税率は米東部時間3月12日午前0時1分に発効され、基本的に、例外なく全てのアルミニウムと全ての鉄鋼に25%の関税を賦課する。これに対してEUは早速、対抗措置を取る構えを示している。
ただ、全体的に関税のニュースへの市場の反応は以前ほどは敏感に反応していない。実際にマクロ経済への影響を見極めたいとの雰囲気があるのかもしれない。「足元の関税の影響を予測することは困難であるだけでなく、今後さらに追加関税が課される場合の影響を予測することはさらに困難だ」との声も聞かれた。また、関税についてのパウエル議長の発言も注目されたが、目立った言及はなかった。
コカ・コーラ<KO>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。既存事業売上高の伸びが予想以上だった。消費者が同社製品の値上げ受け入れていることが示されている。
きょうはIT・ハイテク株は軟調な展開となっているが、アップル<AAPL>が逆行高。同社はアリババ<BABA>と提携し、中国でAI機能の展開を開始したと報じられた。
エネルギーのフィリップス66<PSX>が上昇。アクティビスト(物言う株主)のエリオットが同社株を25億ドル以上保有したと伝わった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。
半導体接続機器のアステラ・ラブズ<ALAB>が決算を受け下落。粗利益率が予想を僅かに下回ったことが嫌気されている模様。同社株は昨年3月のIPO以来、約187%上昇している。
臨床開発サービスのメドペース<MEDP>が決算を受け下落。受注が全体的に予想を下回ったことや、通期のガイダンスで予想を下回る売上高見通しを示したことが嫌気されている模様。
エネルギー貯蔵サービスのフルエンス・エナジー<FLNC>が決算を受け急落。売上高が予想を大きく下回ったほか、1株損益の赤字が予想以上だった。通期のガイダンスも公表し、売上高の見通しを下方修正している。
半導体製品のラティス・セミコンダクター<LSCC>が決算を受け上昇。1株利益が予想を下回ったほか、粗利益率も予想を大きく下回った。ただ、株価はポジティブな反応。アナリストは第1四半期の粗利益率の見通しが予想を上回る改善を見込んでいる点を指摘。
コカ・コーラ<KO> 67.03(+2.48 +3.83%)
アリババADR<BABA> 113.47(+2.15 +1.93%)
フィリップス66<PSX> 129.89(+6.18 +4.99%)
アステラ・ラブズ<ALAB> 95.78(-7.51 -7.27%)
セレクトクウォート<SLQT> 5.69(+1.31 +29.90%)
メドペースス<MEDP> 328.78(-25.74 -7.26%)
フルエンス・エナジー<FLNC> 6.76(-6.31 -48.28%)
ラティス・セミコンダクター<LSCC> 58.48(+4.01 +7.36%)
アップル<AAPL> 234.06(+6.41 +2.82%)
マイクロソフト<MSFT> 409.77(-2.45 -0.59%)
アマゾン<AMZN> 231.46(-1.69 -0.72%)
アルファベットC<GOOG> 186.59(-1.61 -0.86%)
テスラ<TSLA> 330.54(-20.19 -5.76%)
メタ<META> 717.43(+0.03 +0.00%)
AMD<AMD> 110.96(+0.48 +0.44%)
エヌビディア<NVDA> 132.19(-1.39 -1.04%)
イーライリリー<LLY> 869.73(+0.85 +0.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 44485.18(+14.77 +0.03%)
ナスダック 19620.12(-94.15 -0.48%)
CME日経平均先物 39020(大証終比:+260 +0.67%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。ただ、IT・ハイテク株は戻り売りに押されている。本日はパウエルFRB議長の議会証言が行われたが、「金利調整を急ぐ必要ない」と改めて表明した。予想通りの内容ではあったが、米株式市場は一時下げの反応を示した。ただ、その反応も一時的に留まっている。追加利下げの可能性は排除しないものの、一旦立ち止まり、慎重に情勢を見極める姿勢に変化はない。
関税のニュースが続いており、トランプ大統領が前日にアルミと鉄鋼への関税を発表。新しい税率は米東部時間3月12日午前0時1分に発効され、基本的に、例外なく全てのアルミニウムと全ての鉄鋼に25%の関税を賦課する。これに対してEUは早速、対抗措置を取る構えを示している。
ただ、全体的に関税のニュースへの市場の反応は以前ほどは敏感に反応していない。実際にマクロ経済への影響を見極めたいとの雰囲気があるのかもしれない。「足元の関税の影響を予測することは困難であるだけでなく、今後さらに追加関税が課される場合の影響を予測することはさらに困難だ」との声も聞かれた。また、関税についてのパウエル議長の発言も注目されたが、目立った言及はなかった。
コカ・コーラ<KO>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。既存事業売上高の伸びが予想以上だった。消費者が同社製品の値上げ受け入れていることが示されている。
きょうはIT・ハイテク株は軟調な展開となっているが、アップル<AAPL>が逆行高。同社はアリババ<BABA>と提携し、中国でAI機能の展開を開始したと報じられた。
エネルギーのフィリップス66<PSX>が上昇。アクティビスト(物言う株主)のエリオットが同社株を25億ドル以上保有したと伝わった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。
半導体接続機器のアステラ・ラブズ<ALAB>が決算を受け下落。粗利益率が予想を僅かに下回ったことが嫌気されている模様。同社株は昨年3月のIPO以来、約187%上昇している。
臨床開発サービスのメドペース<MEDP>が決算を受け下落。受注が全体的に予想を下回ったことや、通期のガイダンスで予想を下回る売上高見通しを示したことが嫌気されている模様。
エネルギー貯蔵サービスのフルエンス・エナジー<FLNC>が決算を受け急落。売上高が予想を大きく下回ったほか、1株損益の赤字が予想以上だった。通期のガイダンスも公表し、売上高の見通しを下方修正している。
半導体製品のラティス・セミコンダクター<LSCC>が決算を受け上昇。1株利益が予想を下回ったほか、粗利益率も予想を大きく下回った。ただ、株価はポジティブな反応。アナリストは第1四半期の粗利益率の見通しが予想を上回る改善を見込んでいる点を指摘。
コカ・コーラ<KO> 67.03(+2.48 +3.83%)
アリババADR<BABA> 113.47(+2.15 +1.93%)
フィリップス66<PSX> 129.89(+6.18 +4.99%)
アステラ・ラブズ<ALAB> 95.78(-7.51 -7.27%)
セレクトクウォート<SLQT> 5.69(+1.31 +29.90%)
メドペースス<MEDP> 328.78(-25.74 -7.26%)
フルエンス・エナジー<FLNC> 6.76(-6.31 -48.28%)
ラティス・セミコンダクター<LSCC> 58.48(+4.01 +7.36%)
アップル<AAPL> 234.06(+6.41 +2.82%)
マイクロソフト<MSFT> 409.77(-2.45 -0.59%)
アマゾン<AMZN> 231.46(-1.69 -0.72%)
アルファベットC<GOOG> 186.59(-1.61 -0.86%)
テスラ<TSLA> 330.54(-20.19 -5.76%)
メタ<META> 717.43(+0.03 +0.00%)
AMD<AMD> 110.96(+0.48 +0.44%)
エヌビディア<NVDA> 132.19(-1.39 -1.04%)
イーライリリー<LLY> 869.73(+0.85 +0.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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