~フロントエンドからバックエンドまで一気通貫で支援し、金融モダナイゼーションの推進を加速~
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、Pegasystems Inc.(NASDAQ:PEGA、以下:Pegasystems(R))と2025年1月にパートナーシップ契約を締結したことを発表します。
TISは、金融業界を中心に、柔軟性・俊敏性の高いフロントエンドを求める企業や複雑な業務プロセスを抱える企業に対して、Pegasystemsが保有するローコード開発機能とBPM機能等を兼ね備える「Pega InfinityTM(Pega PlatformTMを中心とした各種製品群)」(以下:Pega Infinity)を活用したソリューションの計画立案、導入支援、導入後の運用保守等を提供することで、効率的なフロントエンド開発や業務プロセスの可視化・改善、自動化を実現します。
背景
経済産業省が2018年に発表した「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」※1では、レガシーシステムの老朽化や肥大化、複雑化等がデータ活用の遅れやシステム保守費用の増加につながり、DX推進の遅れや経済損失を生じさせる可能性が指摘されています。加えて、COBOL技術者の不足や大手ベンダーのメインフレーム事業撤退により、メインフレーム等レガシーシステムを保有する企業は喫緊の対応を強いられています。
このような現状を鑑み、これまでTISは「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を通して、金融機関などミッションクリティカルな業務を抱える企業に対し、バックエンドにおけるCOBOL等のレガシー言語からJavaへのモダナイゼーションを進めてきました。一方、フロントエンドは、多様化する市場・顧客ニーズや不定期かつ突発的な商品改定等が求められることから、「Pega Infinity」をはじめとしたフロントエンド開発や業務プロセスの可視化・改善、自動化に特化したソリューションで再構築するニーズもあることが判明しました。
そこでTISは、Pegasystemsとパートナーシップ契約を締結し、「Pega Infinity」を活用して柔軟性・俊敏性の高いフロントエンドを構築するとともに、機動性・堅牢性が求められるバックエンドについては、「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」をこれまでどおり活用して構築することで、よりお客様のニーズにあった基幹システムのモダナイゼーションを支援します。
※1 経済産業省「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
レガシーシステムのモダナイゼーション後の次世代アーキテクチャイメージ
特長
TISは、「Pega Infinity」を活用したソリューションの計画立案、導入支援、導入後の運用保守等を提供します。「Pega Infinity」の主な特長は以下の通りです。
- ケースマネジメントに基づく顧客エンゲージメントの向上
ケースマネジメント方法※2を採用し、簡単にフローや詳細項目の追加・削除に対応。業務フローの刷新や経営方針の転換にも迅速に対応し、顧客エンゲージメントを向上。
- 生成AIによる業務・開発支援
エンタープライズ型の生成AIを搭載し、テストデータの自動生成やユーザーインターフェースのデザインの自動化など、高品質かつ効率的な業務プロセス開発を実現。
- APIを標準装備
主要なCRMツール等と連携できるAPIが標準で備わっており、追加開発なしに多様なシステムとワークフローを連携。各種サービスのフロントエンドにローコードで簡単に接続可能。
※2 ある業務をこなすのに必要な情報やプロセス、ドキュメント、社内ルール、関係者等の要素を一つのまとまり(ケース)として管理する手法
パートナーシップ契約
Pegasystemsとのパートナーシップ契約締結によって、TISが取引先に提供できる価値は以下の通りです。
- 金融業界でのシステム開発/提供実績に裏打ちされた業務知識に基づくサポート
前提となる業務知識やシステム連携の勘所が求められる「Pega Infinity」の導入支援にあたり、TISの金融領域における広範な知見・豊富なノウハウを活用。システム面のみならず業務面も含めた安全かつ大胆なDX施策の推進をサポート。
- フロントエンドからバックエンドまで一気通貫のモダナイゼーション
長期に渡る段階的なモダナイゼーション推進による競争力低下を防ぐため、APIを標準搭載し主要なCRMツール等と連携できる「Pega Infinity」によって柔軟性の高いフロントエンドシステムを迅速に構築。一方、安定稼働・品質維持が必須なバックエンドは多数の特許技術を持つ「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を始めとするマイグレーションサービスを利活用してリアーキテクトすることにより、事業の安定性を担保しつつ、フロントエンドからバックエンドまで一気通貫のモダナイゼーションを実現。
- 公式パートナーならではの「Pega Infinity」の強みを最大化するサポート
BPMはトライアンドエラーを繰り返し、サービスの適用範囲を徐々に広げていくものであるため、TISが国内外のユースケースやテンプレートを用いたベストプラクティスの提案を通じてサポート。心理的・物理的ハードルを下げるなど、業務最適化に取り組みやすい環境を提供。
詳細は以下をご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/pega/
エンドースメント
Pegasystemsは、この度の戦略的パートナーシップの発表を心より歓迎いたします。
弊社の多くのお客様は弊社製品を活用することで、開発の生産性向上、顧客サービス向上、ビジネス価値向上のための変革を結実されています。
この度のパートナーシップにより、より多くの日本のお客様が変革を加速させ、日本全体の超生産性社会の実現の一助を共に担うことができるようになると私共は確信しております。
ペガジャパン株式会社※3 日本法人代表 小沢 匠
※3 ペガジャパンはPegasystems Inc.の日本法人です
今後について
TISは、金融モダナイゼーションのラインナップの一つとして、柔軟性の高いフロントエンドシステムの構築ニーズがある金融業界の企業への提案を進め、中期経営計画の重点施策の一つに掲げるモダナイゼーションの推進を加速します。さらに、産業系をはじめとした各種業界に裾野を広げていくなど国内での導入を進めていきます。
Pegasystemsについて(https://www.pega.com/ja)
Pega(R)は、エンタープライズ向けAIの意思決定とワークフローの自動化により、世界有数の企業・組織のBuild for Change(R)を支援する、真のエンタープライズDXカンパニーです。
Pegaのお客様は、エンゲージメントのパーソナライズからサービスの自動化、オペレーションの簡素化まで、喫緊のビジネス課題を解決するために当社のプラットフォームを活用しています。1983年の創業以来、Pegaの拡張性と柔軟性に優れたアーキテクチャにより、企業・組織が今日の顧客ニーズに応えながら、将来に備えて継続的に変革できるように支援し続けています。
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客さまのあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 金融事業本部 金融ネクスト事業部 金融モダナイゼーションビジネス推進室
E-mail:tis-finance-xms@tis.co.jp
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、Pegasystems Inc.(NASDAQ:PEGA、以下:Pegasystems(R))と2025年1月にパートナーシップ契約を締結したことを発表します。
TISは、金融業界を中心に、柔軟性・俊敏性の高いフロントエンドを求める企業や複雑な業務プロセスを抱える企業に対して、Pegasystemsが保有するローコード開発機能とBPM機能等を兼ね備える「Pega InfinityTM(Pega PlatformTMを中心とした各種製品群)」(以下:Pega Infinity)を活用したソリューションの計画立案、導入支援、導入後の運用保守等を提供することで、効率的なフロントエンド開発や業務プロセスの可視化・改善、自動化を実現します。
背景
経済産業省が2018年に発表した「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」※1では、レガシーシステムの老朽化や肥大化、複雑化等がデータ活用の遅れやシステム保守費用の増加につながり、DX推進の遅れや経済損失を生じさせる可能性が指摘されています。加えて、COBOL技術者の不足や大手ベンダーのメインフレーム事業撤退により、メインフレーム等レガシーシステムを保有する企業は喫緊の対応を強いられています。
このような現状を鑑み、これまでTISは「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を通して、金融機関などミッションクリティカルな業務を抱える企業に対し、バックエンドにおけるCOBOL等のレガシー言語からJavaへのモダナイゼーションを進めてきました。一方、フロントエンドは、多様化する市場・顧客ニーズや不定期かつ突発的な商品改定等が求められることから、「Pega Infinity」をはじめとしたフロントエンド開発や業務プロセスの可視化・改善、自動化に特化したソリューションで再構築するニーズもあることが判明しました。
そこでTISは、Pegasystemsとパートナーシップ契約を締結し、「Pega Infinity」を活用して柔軟性・俊敏性の高いフロントエンドを構築するとともに、機動性・堅牢性が求められるバックエンドについては、「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」をこれまでどおり活用して構築することで、よりお客様のニーズにあった基幹システムのモダナイゼーションを支援します。
※1 経済産業省「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
レガシーシステムのモダナイゼーション後の次世代アーキテクチャイメージ
特長
TISは、「Pega Infinity」を活用したソリューションの計画立案、導入支援、導入後の運用保守等を提供します。「Pega Infinity」の主な特長は以下の通りです。
- ケースマネジメントに基づく顧客エンゲージメントの向上
ケースマネジメント方法※2を採用し、簡単にフローや詳細項目の追加・削除に対応。業務フローの刷新や経営方針の転換にも迅速に対応し、顧客エンゲージメントを向上。
- 生成AIによる業務・開発支援
エンタープライズ型の生成AIを搭載し、テストデータの自動生成やユーザーインターフェースのデザインの自動化など、高品質かつ効率的な業務プロセス開発を実現。
- APIを標準装備
主要なCRMツール等と連携できるAPIが標準で備わっており、追加開発なしに多様なシステムとワークフローを連携。各種サービスのフロントエンドにローコードで簡単に接続可能。
※2 ある業務をこなすのに必要な情報やプロセス、ドキュメント、社内ルール、関係者等の要素を一つのまとまり(ケース)として管理する手法
パートナーシップ契約
Pegasystemsとのパートナーシップ契約締結によって、TISが取引先に提供できる価値は以下の通りです。
- 金融業界でのシステム開発/提供実績に裏打ちされた業務知識に基づくサポート
前提となる業務知識やシステム連携の勘所が求められる「Pega Infinity」の導入支援にあたり、TISの金融領域における広範な知見・豊富なノウハウを活用。システム面のみならず業務面も含めた安全かつ大胆なDX施策の推進をサポート。
- フロントエンドからバックエンドまで一気通貫のモダナイゼーション
長期に渡る段階的なモダナイゼーション推進による競争力低下を防ぐため、APIを標準搭載し主要なCRMツール等と連携できる「Pega Infinity」によって柔軟性の高いフロントエンドシステムを迅速に構築。一方、安定稼働・品質維持が必須なバックエンドは多数の特許技術を持つ「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を始めとするマイグレーションサービスを利活用してリアーキテクトすることにより、事業の安定性を担保しつつ、フロントエンドからバックエンドまで一気通貫のモダナイゼーションを実現。
- 公式パートナーならではの「Pega Infinity」の強みを最大化するサポート
BPMはトライアンドエラーを繰り返し、サービスの適用範囲を徐々に広げていくものであるため、TISが国内外のユースケースやテンプレートを用いたベストプラクティスの提案を通じてサポート。心理的・物理的ハードルを下げるなど、業務最適化に取り組みやすい環境を提供。
詳細は以下をご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/pega/
エンドースメント
Pegasystemsは、この度の戦略的パートナーシップの発表を心より歓迎いたします。
弊社の多くのお客様は弊社製品を活用することで、開発の生産性向上、顧客サービス向上、ビジネス価値向上のための変革を結実されています。
この度のパートナーシップにより、より多くの日本のお客様が変革を加速させ、日本全体の超生産性社会の実現の一助を共に担うことができるようになると私共は確信しております。
ペガジャパン株式会社※3 日本法人代表 小沢 匠
※3 ペガジャパンはPegasystems Inc.の日本法人です
今後について
TISは、金融モダナイゼーションのラインナップの一つとして、柔軟性の高いフロントエンドシステムの構築ニーズがある金融業界の企業への提案を進め、中期経営計画の重点施策の一つに掲げるモダナイゼーションの推進を加速します。さらに、産業系をはじめとした各種業界に裾野を広げていくなど国内での導入を進めていきます。
Pegasystemsについて(https://www.pega.com/ja)
Pega(R)は、エンタープライズ向けAIの意思決定とワークフローの自動化により、世界有数の企業・組織のBuild for Change(R)を支援する、真のエンタープライズDXカンパニーです。
Pegaのお客様は、エンゲージメントのパーソナライズからサービスの自動化、オペレーションの簡素化まで、喫緊のビジネス課題を解決するために当社のプラットフォームを活用しています。1983年の創業以来、Pegaの拡張性と柔軟性に優れたアーキテクチャにより、企業・組織が今日の顧客ニーズに応えながら、将来に備えて継続的に変革できるように支援し続けています。
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客さまのあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 金融事業本部 金融ネクスト事業部 金融モダナイゼーションビジネス推進室
E-mail:tis-finance-xms@tis.co.jp
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