米外為市場サマリー:予想下回る米求人件数を受け一時154円10銭台に軟化
4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円34銭前後と前日に比べて40銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円20銭前後と同15銭程度のユーロ高・円安だった。
トランプ米政権は4日から中国に10%の追加関税を課し、中国は同日に報復措置を打ち出した。ただ、今週中にも行われるとみられる米中首脳の協議次第では関税が解除される可能性があるほか、米政権によるメキシコとカナダからの輸入品を対象とした関税の発動がひとまず延期されたこともあり、過度な懸念の後退を背景とした米長期金利の低下がドルの重荷。この日に米労働省が発表した24年12月の米雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数が市場予想を下回ったことも影響し、ドル円相場は154円17銭まで軟化する場面があった。一方、投資家のリスク回避の動きに一服感が出るなか、リスク回避局面で売られやすいユーロを買ってドルを売る動きが目立った。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0379ドル前後と前日に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
トランプ米政権は4日から中国に10%の追加関税を課し、中国は同日に報復措置を打ち出した。ただ、今週中にも行われるとみられる米中首脳の協議次第では関税が解除される可能性があるほか、米政権によるメキシコとカナダからの輸入品を対象とした関税の発動がひとまず延期されたこともあり、過度な懸念の後退を背景とした米長期金利の低下がドルの重荷。この日に米労働省が発表した24年12月の米雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数が市場予想を下回ったことも影響し、ドル円相場は154円17銭まで軟化する場面があった。一方、投資家のリスク回避の動きに一服感が出るなか、リスク回避局面で売られやすいユーロを買ってドルを売る動きが目立った。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0379ドル前後と前日に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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