山田債権、前期経常を一転36％減益に下方修正

　山田債権回収管理総合事務所 <4351> [東証Ｓ] が2月4日大引け後(17:15)に業績修正を発表。24年12月期の連結経常利益を従来予想の2億4300万円→1億0600万円(前の期は1億6500万円)に56.4％下方修正し、一転して35.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億4300万円→600万円(前年同期は7900万円)に95.8％減額し、一転して92.4％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高について、サービサー事業において、当期に予定していた担保物件売却が一部翌期に繰延べとなったこと、派遣事業において、派遣先での業務に期ずれが生じた影響で業務量が減少したこと、不動産ソリューション事業において、前々期に仕入れた大型の借地権負担付土地（底地）案件の進捗が遅れたこと等から、全体では前回予想を391百万円下回る見通しです。上記売上未達に伴い、各利益については、営業利益は191百万円、経常利益は137百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は101万円、それぞれ前回予想を下回る見通しとなりました。(注) 上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値とは異なる可能性があります。