TOPPANホールディングス、2025年大阪・関西万博向け多言語翻訳アプリ「EXPOホンヤク(TM)」の提供開始

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最新投稿日時:2025/01/29 14:19 - 「TOPPANホールディングス、2025年大阪・関西万博向け多言語翻訳アプリ「EXPOホンヤク(TM)」の提供開始」(PR TIMES)

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TOPPANホールディングス、2025年大阪・関西万博向け多言語翻訳アプリ「EXPOホンヤク(TM)」の提供開始

配信元:PR TIMES
投稿:2025/01/29 14:19
大阪・関西万博の全来場者が無料で利用可能、来場者やスタッフとの言語の壁を超えたコミュニケーションを実現

 TOPPANホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴、以下 TOPPANホールディングス)は、2025年4月 13日(日)~10月13日(月)に大阪府大阪市で開催される「2025年日本国際博覧会(以下 大阪・関西万博)」の「未来社会ショーケース事業」の一つである 「デジタル万博・自動翻訳システム」に協賛しています。この度、その一環として、大阪・関西万博の全来場者やスタッフの対面での多言語コミュニケーションを支援する自動翻訳アプリ「EXPOホンヤク(TM)」の提供を開始。2025年1月29日(水)よりApp Store、Google Playにてアプリを公開します。
 本アプリは、スマートフォンなどの端末にインストールするだけで大阪・関西万博を訪れる全ての来場者が無料で使用可能で、日本語を含む30言語に対応した多言語翻訳アプリです。公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(以下、博覧会協会)と連携して整備した万博関連の地名や会場名称などの専門用語を約1,200語搭載しています。
 また、大阪・関西万博の会場スタッフ(約7,000ID)の端末にも本アプリを提供します。会場スタッフ向けとして、多言語翻訳機能に加え、定型文登録や会場マップなどの専用機能が追加されています。
大阪・関西万博では、本アプリの活用により、世界各国の来場者とのコミュニケーションやスタッフへの問い合わせなど言葉の壁を超えた会話をサポートし、会場での円滑な多言語コミュニケーションを実現します。

「EXPOホンヤク(TM)」利用イメージ

提供の背景
 「人を想う感性と心に響く技術で、多様な文化が息づく世界に。」をパーパスとするTOPPANグループは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に共感し、中期経営計画で掲げる“「DX」と「SX」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニー”を実現する機会の一つとして参画をしています。その中でTOPPANホールディングスは、万博会場を未来社会のショーケースに見立てて、先進的な技術やシステムを取り入れた未来社会の一端を実現することを目指す事業「未来社会ショーケース事業」の一つである「デジタル万博・自動翻訳システム」に協賛しました。
 TOPPANグループは、これまで音声翻訳サービス「VoiceBiz(R)(ボイスビズ)」(※1)をはじめ、在留外国人との多言語コミュニケーションを支援する様々なソリューションを展開してきました。また、総務省が2020年3月に掲げた「グローバルコミュニケーション計画2025」(※2)に基づき設定された研究開発課題「多言語翻訳技術の高度化に関する研究開発」(※3)を推進するため、「総務省委託・多言語翻訳技術高度化推進コンソーシアム」(※4)を組成し、その研究代表企業として研究開発および実証実験をおこなってきました。総務省の「グローバルコミュニケーション計画2025」では、研究開発および実証実験の成果を大阪・関西万博で世界に披露することを目標としています。
 この度、その成果の1つとして大阪・関西万博専用の自動翻訳アプリ「EXPOホンヤク(TM)」の提供を開始します。本アプリは、TOPPANグループがこれまで培ってきた音声翻訳サービスのユーザインターフェースに関するノウハウを活用し、万博における専門用語を搭載すると共に、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT(エヌアイシーティー))が開発した日本語から多言語への高い翻訳精度を誇る国産エンジンを実装したアプリとなっています。

「EXPOホンヤク(TM)」の特長
・大阪・関西万博の全来場者や、公式参加国、民間パビリオン出展者などが無料で使用可能
 大阪・関西万博の来場者は、「EXPOホンヤク(TM)」をスマートフォンなどの端末にインストールするだけで無料で利用することができます。来場者全員が自動翻訳システムを自由に使える環境を整えることで、言葉の壁を超えたグローバルな交流を思いのままに体験することが可能となります。「未来社会ショーケース事業」のテーマの1つである「デジタル万博」が掲げる、「先端デジタル技術を用いた、未来を先取りする“超スマート会場”」を、「EXPOホンヤク(TM)」を通じて実現します。また、一般来場者だけでなく、博覧会協会は167の公式参加国・国際機関(※5)や民間パビリオン、営業出展者へ本アプリの利用を推奨しています。

・万博に特化した専門用語の搭載で様々な利用シーンにおけるスムーズな対応を実現
 本アプリは、博覧会協会と連携して整備した万博に関連する地名や会場名称などの固有名詞を含む専門用語を約1,200語搭載しています。(例:日本館、大屋根リング、静けさの森、など)専門用語を搭載することで、会場内における受付窓口、会場案内、周辺案内、問い合わせなどのシーンにおいて、正確な翻訳結果を提供可能でスムーズな対応を実現します。専門用語はアプリ公開後も順次追加していく予定です。

・会場スタッフ向け専用機能も提供
 大阪・関西万博を運営するスタッフ(博覧会協会の職員や委託事業者、ボランティアなど7,000ID)の端末へも本アプリを提供します。会場スタッフ向けとして、多言語翻訳機能に加え、専用機能を追加。よくある質問に対する回答を事前登録できる定型文機能(約400文を搭載予定)、道案内で利用する会場マップ機能、来場者の誘導時に使うアナウンス再生機能があります。多言語翻訳機能とあわせて活用することでスムーズな来場者対応を実現します。

・TOPPANグループの「VoiceBiz(R)」シリーズで提供する高い翻訳精度
 本アプリは、TOPPANグループが提供する音声翻訳サービス「VoiceBiz(R)」シリーズで利用しているNICTの国産翻訳エンジンを活用しています。海外製の翻訳エンジンは間に英語を介して翻訳する仕組みですが、NICTの翻訳エンジンは日本語をベースとし英語を介さないため、日本語から多言語への翻訳に強みがあります。日本で開催される万博に適した翻訳エンジンであるため、会場内での円滑な多言語コミュニケーションを支援します。

■ 「EXPOホンヤク(TM)」の利用方法
・利用方法
 2025年1月29日(水)よりApp Store、Google Playで無料ダウンロードが可能です。
iOS: https://apps.apple.com/jp/app/expo-translation/id6736638854
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.toppan.android.expohonyaku
※一部機種では正常に作動しないことがあります。

・対応言語数 
 日本語を含む30言語に対応しています。 

■ 今後の目標
 TOPPANホールディングスは、大阪・関西万博で協賛する「デジタル万博・自動翻訳システム」において、「EXPOホンヤク(TM)」のみならず、会期前のイベントや、会期中の会場内でのガイドツアー、セミナー、イベントなどにおいて、高度な自動翻訳システム(逐次翻訳・自動同時通訳)を活用したサービスにより、「言葉の壁」のない未来のコミュニケーション環境の提供を目指します。

■ TOPPANホールディングスの大阪・関西万博協賛について
 TOPPANホールディングスは、大阪・関西万博において、未来社会ショーケース事業「デジタル万博・自動翻訳システム」のほか、テーマ事業「シグネチャーパビリオン」のうち、プロデューサー河森 正治氏(テーマ「いのちを育む」)、宮田 裕章氏(テーマ「いのちを響き合わせる」)が担当するパビリオンに協賛、さらに未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・フューチャーライフエクスペリエンス」の常設展示『「生命の誕生」と「生命の未来」を体感するアートインスタレーション「Zero Gravity」』にも協賛しています。


※1 VoiceBiz(R)(ボイスビズ)
翻訳対象の言語を30言語から選択でき、固有名詞や定型文の登録に対応した多言語音声翻訳サービスです。翻訳エンジンには、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発を進める、深層学習を用いたAI翻訳技術を採用しています。

※2 グローバルコミュニケーション計画2025
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000298.html

※3 「多言語翻訳技術の高度化に関する研究開発」
グローバルコミュニケーション計画2025の推進のため、既に実用化されている『逐次通訳』の技術を『同時通訳』の技術にまで高度化し、ビジネス等の場面での利活用を可能にすることを目指す取り組み。

※4 総務省委託・多言語翻訳技術高度化推進コンソーシアム
https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2020/08/newsrelease_200828_2.html

※5 2025年1月時点における予定参加国数(博覧会協会公式WEBサイトより)
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20241227-08/


* 「App Store」は、Apple Inc.の商標です。
* 「Google Play」及び「Android」は、Google LLCの商標です。
* 「IOS」は、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の国における登録商標または商標であり、ライセンス
に基づき使用されています。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

                                                     
以  上
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