【これからの見通し】円高警戒も行き過ぎた動きには慎重

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最新投稿日時:2025/01/16 15:55 - 「【これからの見通し】円高警戒も行き過ぎた動きには慎重」(みんかぶ(FX/為替))

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【これからの見通し】円高警戒も行き過ぎた動きには慎重

著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/01/16 15:55
【これからの見通し】円高警戒も行き過ぎた動きには慎重

昨日の市場で158円台から155円台まで一時売りが出たドル円。来週の日銀金融政策決定会合での利上げ期待を受けた円買いと、米消費者物価指数のコア前年比が予想に届かなかったことを受けたドル売りがドル安円高につながった。この流れが午前も継続。昨日安値を割り込んで売りが加速し、一時155円21銭を受けている。来週の日銀会合での利上げ確率は80%を超えてきており、来週月曜日のトランプ大統領就任式が無難に過ぎた場合、日銀は利上げを実施するとの見通しが広がっている。
 来週月曜日のトランプ大統領就任式、木、金曜日の日銀会合などをにらみ、行き過ぎた動きにも警戒感が見られ、ドル円は東京午後に156円台を回復してきた。ただ、流れ的には円高警戒となっており、ロンドン市場でのドル高円安は限定的なものにとどまりそう。
 22時半の12月米小売売上高は前月比+0.6%と前回の+0.7%から鈍化も水準的にはかなり強い。前回の数字はハリケーンで被害を受けた自動車の買い替え需要が背景にあり、自動車を除いた数字は前月比+0.2%となっていたが、こちらの予想は+0.5%と好調。予想前後もしくはそれ以上の伸びを見せると、ドル安に一服感が出る可能性があり、ドル円は156円台半ば超えに向けた動きとなりそう。

 ユーロドルは昨日の海外市場で米CPI後に荒っぽい振幅を見せた。米CPIの弱い伸びに1.0350台までユーロ買いドル売りとなったあと、一気に1.0260前後までユーロ売りドル買いとなった。ユーロの上値追いには依然慎重姿勢。来週月曜日のトランプ大統領就任式待ちとなる可能性がある。

 クロス円は直近しっかりした動きも、ここからはやや不安定となりそう.

MINKABUPRSS 山岡

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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