ポンド売り主導、やや円高とドル高に傾く この後の米市場は休場=ロンドン為替概況
ポンド売り主導、やや円高とドル高に傾く この後の米市場は休場=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ポンド売りが主導し、やや円高とドル高に傾斜している。きょうも英国債が売られ、利回りは上昇。英労働党政権の経済運営に対する不透明感が続く中で、ポジション調整が誘発される動きとなっているようだ。ポンドドルは1.23台後半から一時1.22台前半まで下落、2023年11月以来の安値水準となった。ポンド円は195円台から193円台後半まで下落。ユーロポンドは0.83台前半から0.84台乗せへと上昇。ユーロも連れ安となり、対ドルでは一時1.02台後半、対円では162円台後半へと下押しされた。ドル円は東京朝方の158円台前半から東京午後にかけて157円台後半へと下落。その後158円台前半に反発も、再び158円台割れと上値を抑えられている。ただ、欧州株は比較的落ち着いた値動き、米債利回りは小幅低下に留まっている。このあとのNY市場ではカーター元大統領の追悼日で、米株式市場が休場、米債券市場は短縮取引となる。
ドル円は157円台後半での取引。東京朝方の158.40近辺を高値に、東京午後には157.76近辺まで下押しされた。11月毎月勤労統計で、現金給与総額が上昇したことが円買いにつながっていた。ただ、その後の一連の日銀支店長らの会見でも賃金上昇についてのコメントが多かったが、ドル円はロンドン朝方にかけて158.30付近まで反発した。ロンドン時間にはポンド円の下落とともに再び157円台後半に軟化している。
ユーロドルは1.03付近での取引。東京昼過ぎの1.0321近辺を高値に、ロンドン朝方には1.0284近辺まで下落した。ポンドドルの下落に連れ安となった。ただ、その後は下げ一服となり1.03付近から1.03台前半の水準に戻している。ユーロ円はドル円とともに上値を抑えられている。東京朝方の163.43近辺を高値に162円台後半へと下落している。ロンドン市場ではいったん下げ渋りの動きも、再び162.50台へと安値を広げてきている。対ポンドでは連日のユーロ買いになっている。
ポンドドルは1.22台後半での取引。東京朝方の1.2367近辺を高値に、ロンドン朝方からは売りが強まった。安値を1.2239近辺に広げ、2023年11月以来の安値水準となった。その後は1.23付近まで下げ渋る場面も、1.22台後半に押し戻されている。ポンド円は終日軟調な動き。東京朝方の195.82近辺を高値に、ロンドン午前には193.65近辺まで下押しされている。ユーロポンドは0.8340台から0.84台乗せまで上昇。総じてポンド売りが優勢。この日も英国債が売られ、利回りは上昇したが、NY休場を控えて動きは一服している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
ロンドン市場では、ポンド売りが主導し、やや円高とドル高に傾斜している。きょうも英国債が売られ、利回りは上昇。英労働党政権の経済運営に対する不透明感が続く中で、ポジション調整が誘発される動きとなっているようだ。ポンドドルは1.23台後半から一時1.22台前半まで下落、2023年11月以来の安値水準となった。ポンド円は195円台から193円台後半まで下落。ユーロポンドは0.83台前半から0.84台乗せへと上昇。ユーロも連れ安となり、対ドルでは一時1.02台後半、対円では162円台後半へと下押しされた。ドル円は東京朝方の158円台前半から東京午後にかけて157円台後半へと下落。その後158円台前半に反発も、再び158円台割れと上値を抑えられている。ただ、欧州株は比較的落ち着いた値動き、米債利回りは小幅低下に留まっている。このあとのNY市場ではカーター元大統領の追悼日で、米株式市場が休場、米債券市場は短縮取引となる。
ドル円は157円台後半での取引。東京朝方の158.40近辺を高値に、東京午後には157.76近辺まで下押しされた。11月毎月勤労統計で、現金給与総額が上昇したことが円買いにつながっていた。ただ、その後の一連の日銀支店長らの会見でも賃金上昇についてのコメントが多かったが、ドル円はロンドン朝方にかけて158.30付近まで反発した。ロンドン時間にはポンド円の下落とともに再び157円台後半に軟化している。
ユーロドルは1.03付近での取引。東京昼過ぎの1.0321近辺を高値に、ロンドン朝方には1.0284近辺まで下落した。ポンドドルの下落に連れ安となった。ただ、その後は下げ一服となり1.03付近から1.03台前半の水準に戻している。ユーロ円はドル円とともに上値を抑えられている。東京朝方の163.43近辺を高値に162円台後半へと下落している。ロンドン市場ではいったん下げ渋りの動きも、再び162.50台へと安値を広げてきている。対ポンドでは連日のユーロ買いになっている。
ポンドドルは1.22台後半での取引。東京朝方の1.2367近辺を高値に、ロンドン朝方からは売りが強まった。安値を1.2239近辺に広げ、2023年11月以来の安値水準となった。その後は1.23付近まで下げ渋る場面も、1.22台後半に押し戻されている。ポンド円は終日軟調な動き。東京朝方の195.82近辺を高値に、ロンドン午前には193.65近辺まで下押しされている。ユーロポンドは0.8340台から0.84台乗せまで上昇。総じてポンド売りが優勢。この日も英国債が売られ、利回りは上昇したが、NY休場を控えて動きは一服している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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