アドテスト、ディスコは売り先行、米半導体株安受け持ち高調整の売り◇
アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置は強弱観対立のなかもやや売りに押される展開となっている。前週末にアドテストは3.9%高、ディスコも2.3%あまりの上昇をみせていたが、きょうは持ち高調整の動きが優勢となっている。前週末の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>をはじめ半導体セクターが総じて軟調でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も1%安と5日ぶり反落した。米半導体株が上昇一服となったことで、東京市場でも買い手控えムードとなっている。ただ、下値では押し目買いニーズが強く下げ幅は限定的なものにとどまっている。来年はエヌビディアの株価動向が同社株ととりわけ連動性の高いアドテストやディスコの値動きに影響を与えそうで、エヌビディアの収益成長のスピードに一段とマーケットの耳目が集まる。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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