マクロン大統領、ロンバール氏を財務相に指名
フランスのマクロン大統領は23日、新内閣の閣僚を発表した。財務相には金融業界の経験が長く、左派ともつながりのあるロンバール氏を指名。現在、200年の歴史を持ち議会の監督下にある公的金融機関、預金供託公庫の責任者を務めているロンバール氏は、財務相として財政を緊急に修復する役目を負う。バルニエ前内閣は来年度予算案を巡る闘いの中で崩壊した。
バイル新内閣は予算案を早急に通過させ、野党が提出し得る不信任動議を乗り切る必要があるが、ロンバール氏はバイル首相を大きく支えることが期待される。
マクロン氏の与党は議会で少数派でしかなく、野党が妥協の姿勢をほとんど示していない中で、予算案の通過は難しい状況にある。
極右と左派の共闘でバルニエ前内閣は倒れたが、マクロン氏はルタイヨ内相やバロー外相ら、前内閣の閣僚数人を再指名した。また、元首相のボルヌ氏、バルス氏をそれぞれ教育担当、海外領土担当として内閣に復帰させた。
フランスの政治混乱や予算を巡る問題で、同国債はここ数カ月大きく売られ、欧州他国に比べて借り入れコストが上昇している。バイル首相は2月半ばまでに予算に決着を付けたいと述べていた。
バイル新内閣は予算案を早急に通過させ、野党が提出し得る不信任動議を乗り切る必要があるが、ロンバール氏はバイル首相を大きく支えることが期待される。
マクロン氏の与党は議会で少数派でしかなく、野党が妥協の姿勢をほとんど示していない中で、予算案の通過は難しい状況にある。
極右と左派の共闘でバルニエ前内閣は倒れたが、マクロン氏はルタイヨ内相やバロー外相ら、前内閣の閣僚数人を再指名した。また、元首相のボルヌ氏、バルス氏をそれぞれ教育担当、海外領土担当として内閣に復帰させた。
フランスの政治混乱や予算を巡る問題で、同国債はここ数カ月大きく売られ、欧州他国に比べて借り入れコストが上昇している。バイル首相は2月半ばまでに予算に決着を付けたいと述べていた。
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