【本日の見通し】ドル高円安基調継続へ、明日のFOMC、明後日の日銀などにらむ
【本日の見通し】ドル高円安基調継続へ、明日のFOMC、明後日の日銀などにらむ
ドル高円安の流れが継続している。ドル円は154円48銭まで一時上値を伸ばした。今月の高値を更新し、11月26日以来の154円台。155円台回復も視野には入っている。
ただ、今日、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC) を前に、行き過ぎた動きにも警戒感が出そう。0.25%の利下げは完全に織り込まれている。注目は3カ月に一度示されるドットプロットで、2025年末時点での金利水準を前回の3.25-3.50%からどこまで上方修正してくるか。前回は19名中8名が中央値である3.25-3.50%よりも低い水準を見込んでおり、かなり強い緩和姿勢を見せていた。しかし今回は一気に上方へ修正される可能性が高く、ドル買いにつながっている。今回の利下げ+来年2回程度の利下げ見通しが強まると、ドル買い材料になるとみられ、直近のドル高円安を支えている。
明日、明後日の日銀への警戒感もある。リーク記事や観測記事に神経質になる可能性がある点に注意したい。
ユーロドルは昨日の海外市場でドル高の流れを受けて1.0470台をトライも1.05台に戻してきた。FOMCまでは上下ともにやや動きにくい展開か。
ユーロ円はドル円の上昇が支えとなりそう。162円台での買いには少し慎重も、意識は上方向。
今日の材料としては22時半の11月米小売売上高がある。雇用の回復もあり、前回に比べて全般に強めの数字が見込まれている。しっかりした数字が出ると、今回のFOMCでの利下げはともかく、来年以降の利下げペース鈍化見通しを支える形でドル買いとなる可能性がある。
MINKABUPRESS 山岡
ドル高円安の流れが継続している。ドル円は154円48銭まで一時上値を伸ばした。今月の高値を更新し、11月26日以来の154円台。155円台回復も視野には入っている。
ただ、今日、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC) を前に、行き過ぎた動きにも警戒感が出そう。0.25%の利下げは完全に織り込まれている。注目は3カ月に一度示されるドットプロットで、2025年末時点での金利水準を前回の3.25-3.50%からどこまで上方修正してくるか。前回は19名中8名が中央値である3.25-3.50%よりも低い水準を見込んでおり、かなり強い緩和姿勢を見せていた。しかし今回は一気に上方へ修正される可能性が高く、ドル買いにつながっている。今回の利下げ+来年2回程度の利下げ見通しが強まると、ドル買い材料になるとみられ、直近のドル高円安を支えている。
明日、明後日の日銀への警戒感もある。リーク記事や観測記事に神経質になる可能性がある点に注意したい。
ユーロドルは昨日の海外市場でドル高の流れを受けて1.0470台をトライも1.05台に戻してきた。FOMCまでは上下ともにやや動きにくい展開か。
ユーロ円はドル円の上昇が支えとなりそう。162円台での買いには少し慎重も、意識は上方向。
今日の材料としては22時半の11月米小売売上高がある。雇用の回復もあり、前回に比べて全般に強めの数字が見込まれている。しっかりした数字が出ると、今回のFOMCでの利下げはともかく、来年以降の利下げペース鈍化見通しを支える形でドル買いとなる可能性がある。
MINKABUPRESS 山岡
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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