根強いドル買いも全般に様子見ムード漂う、ポンドには買戻しの動きも=ロンドン為替概況
根強いドル買いも全般に様子見ムード漂う、ポンドには買戻しの動きも=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、根強いドル買いの動きがみられている。ただ、値幅は限定的となっており、週央から週後半にかけての米日英などの中銀金融政策発表待ちのムードも漂っている。そのなかでは、ポジション調整的にポンド買いの動きがやや目を引いた。ドル円は東京時間に153.33から153.97近辺まで買われたが、その後は154円手前の売りに上値を抑えられている。ただ、足元では153円台後半で底堅く推移している。ユーロドルは東京市場で1.0484近辺から1.05台乗せとなったあと、ロンドン序盤には1.0524近辺まで高値を伸ばした。その後は1.05台割れ水準へと押し戻されている。仏独ユーロ圏のPMI速報値は製造業が低迷も、非製造業には回復の動きがみられていた。ポンドは対ドル、対円、対ユーロなど各主要通貨に対して強含んでいる。英PMIもユーロ圏と同様に製造業が弱く、非製造業は改善した。ポンド買いの動きには先週後半のユーロ買い・ポンド売りに対する巻き返しの面が強かったようだ。ポンドドルは一時1.2672近辺、ポンド円は194.76近辺まで高値を伸ばした。ユーロポンドは反落し、0.82台へと再び軟化している。
ドル円は153円台後半での取引。東京午前に153.33近辺まで下押しされたあと、反転上昇して高値を153.97近辺に伸ばした。しかし、154円台には届かず、その後は上値を抑えられている。ただ、先週末NY終値153.65レベルを下回ると買いが湧いてきており153円台後半で底堅く推移している。週後半の日銀決定会合では利上げが見送られるとの観測が優勢。
ユーロドルは1.04台後半での取引。東京朝方の1.0484近辺を安値に買われ、ロンドン序盤には1.0524近辺に高値を伸ばした。ドイツPMI速報値で、非製造業が予想外に50超えと回復したことに反応していた。しかし、根強いドル買いの動きに再び1.05台割れとなっている。ユーロ円は東京朝方の160.68近辺を安値に、東京午前に161.99近辺まで買われた。しかし、162円台に乗せ切れず上値を抑えらえている。ロンドン時間には161円台半ばを中心に方向性に欠ける値動きが続いている。対ポンドではユーロ売りが優勢。
ポンドドルは1.26台半ばでの取引。東京早朝の1.2612近辺を安値にじり高の値動きとなった。ロンドン序盤には一時1.2672近辺まで上伸する場面があった。その後は買い一服も1.26台半ば付近にとどまっている。ポンド円は東京朝方の193.66近辺を安値に買われ、ロンドン序盤には高値を194.76近辺まで伸ばした。ユーロポンドは軟調。0.8328近辺を高値に0.8292近辺まで下押しされている。英PMI速報値は製造業が弱含んだが、非製造業は予想を上回るなどまちまちの結果だった。先週後半には英月次GDPが予想外のマイナス成長となったことが、ユーロ買い・ポンド売りを誘ったが、週明けはその動きに調整が入っているようだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
ロンドン市場は、根強いドル買いの動きがみられている。ただ、値幅は限定的となっており、週央から週後半にかけての米日英などの中銀金融政策発表待ちのムードも漂っている。そのなかでは、ポジション調整的にポンド買いの動きがやや目を引いた。ドル円は東京時間に153.33から153.97近辺まで買われたが、その後は154円手前の売りに上値を抑えられている。ただ、足元では153円台後半で底堅く推移している。ユーロドルは東京市場で1.0484近辺から1.05台乗せとなったあと、ロンドン序盤には1.0524近辺まで高値を伸ばした。その後は1.05台割れ水準へと押し戻されている。仏独ユーロ圏のPMI速報値は製造業が低迷も、非製造業には回復の動きがみられていた。ポンドは対ドル、対円、対ユーロなど各主要通貨に対して強含んでいる。英PMIもユーロ圏と同様に製造業が弱く、非製造業は改善した。ポンド買いの動きには先週後半のユーロ買い・ポンド売りに対する巻き返しの面が強かったようだ。ポンドドルは一時1.2672近辺、ポンド円は194.76近辺まで高値を伸ばした。ユーロポンドは反落し、0.82台へと再び軟化している。
ドル円は153円台後半での取引。東京午前に153.33近辺まで下押しされたあと、反転上昇して高値を153.97近辺に伸ばした。しかし、154円台には届かず、その後は上値を抑えられている。ただ、先週末NY終値153.65レベルを下回ると買いが湧いてきており153円台後半で底堅く推移している。週後半の日銀決定会合では利上げが見送られるとの観測が優勢。
ユーロドルは1.04台後半での取引。東京朝方の1.0484近辺を安値に買われ、ロンドン序盤には1.0524近辺に高値を伸ばした。ドイツPMI速報値で、非製造業が予想外に50超えと回復したことに反応していた。しかし、根強いドル買いの動きに再び1.05台割れとなっている。ユーロ円は東京朝方の160.68近辺を安値に、東京午前に161.99近辺まで買われた。しかし、162円台に乗せ切れず上値を抑えらえている。ロンドン時間には161円台半ばを中心に方向性に欠ける値動きが続いている。対ポンドではユーロ売りが優勢。
ポンドドルは1.26台半ばでの取引。東京早朝の1.2612近辺を安値にじり高の値動きとなった。ロンドン序盤には一時1.2672近辺まで上伸する場面があった。その後は買い一服も1.26台半ば付近にとどまっている。ポンド円は東京朝方の193.66近辺を安値に買われ、ロンドン序盤には高値を194.76近辺まで伸ばした。ユーロポンドは軟調。0.8328近辺を高値に0.8292近辺まで下押しされている。英PMI速報値は製造業が弱含んだが、非製造業は予想を上回るなどまちまちの結果だった。先週後半には英月次GDPが予想外のマイナス成長となったことが、ユーロ買い・ポンド売りを誘ったが、週明けはその動きに調整が入っているようだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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