アグロカネシ、1-9月期(3Q累計)経常は52％増益で着地、下期配当を見送り

　アグロ　カネショウ <4955> [東証Ｓ] が11月12日大引け後(17:00)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比51.8％増の11.5億円に拡大し、通期計画の12.9億円に対する進捗率は88.9％に達し、5年平均の75.1％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比58.7％減の1.4億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、TOBに伴い、従来41円としていた今期の下期配当を見送る方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は0.2億円の赤字(前年同期は0.5億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-1.6％→-0.6％に改善した。

株探ニュース