<注目銘柄>=北海電、200日線が下値の支えに
北海道電力<9509.T>は調整一巡から出直りの機が熟しつつある。AIの普及に伴って電気の使用量が急増するとの期待感から、電力セクターは今年に入り一躍注目を浴びた。特に、国策半導体企業「ラピダス」による北海道内での新工場建設を巡り、その経済波及効果への思惑から同社株は投資家の熱い視線を集めている。今25年3月期は、前期に売上高、純利益とも過去最高を達成した反動で減収減益となる一方、配当予想は前期比据え置きの見通し。PERは5倍程度とセクター内での割安感が強く、PBRは1倍割れだ。株価は年初から夏にかけ、600円台から1700円台まで急上昇。その後は調整局面に入ったものの、900~1000円近辺で上向きに推移する200日移動平均線が下値のサポートラインとして機能している。(イ)
出所:MINKABU PRESS
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