◆ 概ね“吐き出し”… - 米小売売上高の上昇分
前日の急伸に伴う反動と、そして週末特有のポジション調整も重なったと見られますが、弱い米住宅関連指標が“巻き戻し”を誘いました。
この影響で“3.94%”まで上昇していた米10年債利回りは“3.86%”へと押し戻され、そして“149.371円”まで急伸していたドル円は“147.561円”まで一気に値を落としました。
もちろん下値ではすぐさま“買いの手”が入るなど、決して“崩れた”というわけではありません。
それでも「米小売売上高後の上昇分」の大半は吐き出したのは事実ですので、“上値の重さ”を意識せざるを得ないのが実状といえそうです。
◆ ただ「米雇用統計後の下落幅」を埋めたという事実が…
本日は主だったイベントが不在となりますので、“大きな動意”は期待しづらいのが実状といえます。
そして今週は「ジャクソンホール(22-24日)」「衆院・閉会中審査(23日)」が予定されていますので、それまでは“様子見ムード”が漂いやすい…?
「米小売売上高後の上昇分」は前記したように大半が吐き出されましたが、その前に「米雇用統計後の下落幅」を全て取り戻したという事実もあります。
“頭打ち”と考えるのではなく、“応分のポジション調整”と見て、次なる材料の出現に備えたいところです。
つまりここから先の“下値は堅い”…?
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
149.371(8/15-16高値、7/3~8/5の38.2%戻し)
149.254(20日移動平均線)
149.000(大台、8/15~8/16の76.4%戻し)
上値5:148.766(ピボット1stレジスタンス)
上値4:148.680(8/15~8/16の61.8%戻し)
上値3:148.466(8/15~8/16の50%戻し)
上値2:148.252(8/15~8/16の38.2%戻し)
上値1:148.000(大台、8/15~8/16の23.6%戻し)
前営業日終値:147.600
下値1:147.558(8/5~8/15の23.6%押し、8/16安値)
下値2:147.330(8/14~8/15の61.8%押し)
下値3:147.045(8/15安値、ピボット1stサポート、大台)
下値4:146.810(日足・一目均衡表転換線、8/14~8/15の76.4%押し)
下値5:146.436(8/5~8/15の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
146.068(8/14安値、20月移動平均線)
145.956(週足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
《10:45》
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