星和電、上期経常は一転66％増益で上振れ着地

　星和電機 <6748> [東証Ｓ] が8月9日大引け後(16:30)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比66.3％増の5.4億円に拡大し、従来の4.9％減益予想から一転して増益で着地。
　ただ通期計画の15.5億円に対する進捗率は35.0％にとどまり、3年平均の50.6％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比21.0％増の10億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は0.9億円の黒字(前年同期は100万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.6％→0.9％に改善した。

株探ニュース