リリカラ、今期経常を66％下方修正

　リリカラ <9827> [東証Ｓ] が8月9日大引け後(16:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常損益(非連結)は0.4億円の赤字(前年同期は10.5億円の黒字)に転落し、従来の1.3億円の黒字予想から一転赤字で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10.2億円→3.5億円(前期は14.1億円)に65.7％下方修正し、減益率が27.9％減→75.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益は前年同期比12.1％増の3.9億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の経常損益は2.2億円の赤字(前年同期は3.5億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.6％→-2.5％に急悪化した。

株探ニュース