*11:58JST アーバネットコーポレーション---24年6月期も2ケタ増収増益、不動産事業・ホテル事業ともに順調に推移
アーバネットコーポレーション<3242>は8日、2024年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比38.0%増の279.65億円、営業利益が同12.2%増の27.26億円、経常利益が同13.4%増の24.26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.5%増の17.01億円となった。
当年度における同社グループの業績は、主に不動産事業において、「ものづくり」にこだわり、東京23区、駅徒歩10分圏内での賃貸マンションの開発・1棟販売というビジネスを推進し販売先から高い評価を得たことに加え、2024年2月29日に子会社化したケーナインの業績が好調となり、さらに、東京・蒲田駅前にて運営しているホテル事業が黒字化し堅調に推移した。
不動産事業の売上高は前年同期比38.0%増の277.47億円、セグメント利益は同10.4%増の38.73億円となった。不動産開発販売については、都市型賃貸マンション11棟712戸及び戸建・テラスハウス分譲等23戸並びに用地5件の売却等により売上高は同38.5%増の271.15億円となった。都市型賃貸マンション開発については、棟数・戸数ともに期初予定以上の売上を計上することができたが、これは主に、同社グループの開発物件が、ワンルームマンション業界をはじめ不動産市場において高い評価を受けていることに加え、昨今の建設業界における工事期間の長期化傾向に対して、施工業者との綿密な協議の実施等により工程管理を徹底した結果、2025年6月期に売上を計上予定であった1棟57戸のプロジェクトについて、当年度の計上となったことによるものとしている。また、戸建・テラスハウス分譲等については、ケーナインが、東京23区南西部や川崎市・横浜市等において売上計上したものであり、自社施工の高品質住宅を適正な価格で販売できたことによるものとなっている。不動産仕入販売については、中古分譲マンション等の買取再販(1戸)により、売上高は同23.7%増の0.46億円となった。その他不動産事業については、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は同18.0%増の5.85億円となった。
ホテル事業については、ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、売上高は同43.2%増の2.18億円、セグメント利益は0.31億円(前年同期は0.08億円の損失)となった。国内旅行需要の回復及びインバウンドの増加等を背景に、前年度に比べて大幅に客室単価及び客室稼働率が上昇した。
2025年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.4%増の320.00億円、営業利益が同2.7%増の28.00億円、経常利益が同1.0%増の24.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.7%増の17.30億円を見込んでいる。
同日、2024年6月期における親会社株主に帰属する当期純利益の実績が直近の業績予想を上回ったことから、当期の期末配当について、直近の配当予想より1.00円増配し、1株当たり11.00円とすることを発表した。これにより、当期の年間配当金はすでに実施の中間配当10.00円とあわせて、1株当たり21.00円となる。
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当年度における同社グループの業績は、主に不動産事業において、「ものづくり」にこだわり、東京23区、駅徒歩10分圏内での賃貸マンションの開発・1棟販売というビジネスを推進し販売先から高い評価を得たことに加え、2024年2月29日に子会社化したケーナインの業績が好調となり、さらに、東京・蒲田駅前にて運営しているホテル事業が黒字化し堅調に推移した。
不動産事業の売上高は前年同期比38.0%増の277.47億円、セグメント利益は同10.4%増の38.73億円となった。不動産開発販売については、都市型賃貸マンション11棟712戸及び戸建・テラスハウス分譲等23戸並びに用地5件の売却等により売上高は同38.5%増の271.15億円となった。都市型賃貸マンション開発については、棟数・戸数ともに期初予定以上の売上を計上することができたが、これは主に、同社グループの開発物件が、ワンルームマンション業界をはじめ不動産市場において高い評価を受けていることに加え、昨今の建設業界における工事期間の長期化傾向に対して、施工業者との綿密な協議の実施等により工程管理を徹底した結果、2025年6月期に売上を計上予定であった1棟57戸のプロジェクトについて、当年度の計上となったことによるものとしている。また、戸建・テラスハウス分譲等については、ケーナインが、東京23区南西部や川崎市・横浜市等において売上計上したものであり、自社施工の高品質住宅を適正な価格で販売できたことによるものとなっている。不動産仕入販売については、中古分譲マンション等の買取再販(1戸)により、売上高は同23.7%増の0.46億円となった。その他不動産事業については、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は同18.0%増の5.85億円となった。
ホテル事業については、ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、売上高は同43.2%増の2.18億円、セグメント利益は0.31億円(前年同期は0.08億円の損失)となった。国内旅行需要の回復及びインバウンドの増加等を背景に、前年度に比べて大幅に客室単価及び客室稼働率が上昇した。
2025年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.4%増の320.00億円、営業利益が同2.7%増の28.00億円、経常利益が同1.0%増の24.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.7%増の17.30億円を見込んでいる。
同日、2024年6月期における親会社株主に帰属する当期純利益の実績が直近の業績予想を上回ったことから、当期の期末配当について、直近の配当予想より1.00円増配し、1株当たり11.00円とすることを発表した。これにより、当期の年間配当金はすでに実施の中間配当10.00円とあわせて、1株当たり21.00円となる。
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