日本化が続急騰、通信向け機能品など回復に向かい第1四半期営業利益は4.8倍
日本化学工業<4092.T>が続急騰している。6日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高103億7900万円(前年同期比16.2%増)、営業利益16億8800万円(同4.8倍)、純利益12億5200万円(同4.3倍)と大幅営業増益となったことが好感されている。
前期は低調に推移した液晶や半導体向け及び通信向け、一般工業向けなどで緩やかな回復が見られたことで、化学品、機能品ともに売り上げを伸ばした。化学品でめっき向けクロム製品が大幅に売り上げを伸ばしたほか、シリカ製品、燐製品が堅調。一方、機能品では、量子ドット向け及び有機合成用触媒原料が大幅に伸びたほか、通信向けの需要回復や車載向けが好調だった電子セラミックが伸長した。更に、電池材料の販売価格の改定効果もあり、売上高・利益は大幅増となった。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高400億円(前期比3.8%増)、営業利益29億円(同28.1%増)、純利益20億円(同25.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
前期は低調に推移した液晶や半導体向け及び通信向け、一般工業向けなどで緩やかな回復が見られたことで、化学品、機能品ともに売り上げを伸ばした。化学品でめっき向けクロム製品が大幅に売り上げを伸ばしたほか、シリカ製品、燐製品が堅調。一方、機能品では、量子ドット向け及び有機合成用触媒原料が大幅に伸びたほか、通信向けの需要回復や車載向けが好調だった電子セラミックが伸長した。更に、電池材料の販売価格の改定効果もあり、売上高・利益は大幅増となった。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高400億円(前期比3.8%増)、営業利益29億円(同28.1%増)、純利益20億円(同25.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
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