<注目銘柄>=三陽商会、低PBR・高配当でインバウンド特需も
三陽商会<8011.T>の2000円台半ばは強気に対処して報われそうだ。アパレル大手で、百貨店を主戦場に「ポール・スチュアート」や「マッキントッシュ ロンドン」、「エポカ」など基幹7ブランドを展開する。訪日外国人観光客が増勢一途となるなか、インバウンド特需を享受し追い風が強い。ECサイトのコンテンツ強化にも取り組んでおり、これが収益拡大を後押ししている。25年2月期は営業利益が前期比8%増の33億円を見込む。第1四半期(24年3~5月)の同利益は前年同期比3割近い減益となったものの、同社は下期利益偏重型で増益基調は維持されそうだ。
株主還元に前向きな点は要注目で、今期年間配当は前期実績に37円増配となる125円を計画、配当利回りは5%弱と高水準。更に0.7倍前後のPBRは株価見直し余地の大きさを示唆している。4月25日の年初来高値2986円を払拭し、中勢3000円台での活躍に期待がかかる。(桂)
出所:MINKABU PRESS
株主還元に前向きな点は要注目で、今期年間配当は前期実績に37円増配となる125円を計画、配当利回りは5%弱と高水準。更に0.7倍前後のPBRは株価見直し余地の大きさを示唆している。4月25日の年初来高値2986円を払拭し、中勢3000円台での活躍に期待がかかる。(桂)
出所:MINKABU PRESS
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