決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ベイカレント、Ｓａｎｓａｎ、イオンモール (7月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ベイカレント <6532>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の最終利益(非連結)は前年同期比19.7％増の69.7億円に伸びたが、通期計画の303億円に対する進捗率は23.0％となり、5年平均の21.2％とほぼ同水準だった。

★No.2　Ｓａｎｓａｎ <4443>
　24年5月期の連結経常利益は前の期比10倍の12.2億円に急拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新した。

★No.3　タマホーム <1419>
　24年5月期の連結経常利益は前の期比4.5％減の128億円になったが、25年5月期は前期比7.2％増の138億円に伸びを見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6532> ベイカレント 　東Ｐ 　 +19.95 　　7/11　　　1Q　　　 17.98
<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東Ｐ 　 +19.46 　　7/11　本決算　　　　　－
<1419> タマホーム 　　東Ｐ 　 +16.15 　　7/11　本決算　　　　7.17
<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東Ｐ 　 +14.59 　　7/11　　　1Q　　　 41.11
<2337> いちご 　　　　東Ｐ 　 +11.58 　　7/11　　　1Q　　　152.96

<9216> ビーウィズ 　　東Ｐ 　 +10.64 　　7/11　本決算　　　 25.84
<7888> 三光合成 　　　東Ｐ 　 +10.53 　　7/11　本決算　　　 12.04
<8905> イオンモール 　東Ｐ　　 +9.89 　　7/11　　　1Q　　　　7.81
<7513> コジマ 　　　　東Ｐ　　 +9.84 　　7/11　　　3Q　　　 35.36
<6136> ＯＳＧ 　　　　東Ｐ　　 +7.10 　　7/11　　上期　　　　6.91

<9765> オオバ 　　　　東Ｐ　　 +6.03 　　7/11　本決算　　　　3.68
<8570> イオンＦＳ 　　東Ｐ　　 +5.40 　　7/11　　　1Q　　　 66.64
<4530> 久光薬 　　　　東Ｐ　　 +3.24 　　7/11　　　1Q　　　 -2.64
<2791> 大黒天 　　　　東Ｐ　　 +2.94 　　7/11　本決算　　　 12.12
<2305> スタ・アリス 　東Ｐ　　 +1.71 　　7/11　　　1Q　　　　赤縮

<4432> ウイングアク 　東Ｐ　　 +1.33 　　7/11　　　1Q　　　 -5.72
<4187> 大有機 　　　　東Ｐ　　 +1.24 　　7/11　　上期　　　 -4.15
<8008> ４℃ホールデ 　東Ｐ　　 +1.20 　　7/11　　　1Q　　　-22.94

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース