海外展開拡大
明治時代から100年以上続く洋菓事業を主とする食品メーカーであり、マスコットキャラクター「ペコちゃん」はあまりにも有名。
海外進出も積極的に行っており、23年12月期に初めて海外売上高比率が1割を超えているが更に2030年を目途に海外売上高比率を3割に引き上げる目標を掲げている。
現在はベトナムと中国に拠点を置いており、年内には北米へ冷凍ケーキの輸出を開始。国内で人口減による市場縮小が見込まれるなか、海外市場の需要を取り込む。
中国では「ペコちゃん」だけでなくペコちゃんのボーイフレンドである「ポコちゃん」の人気が高く、売店の什器を工夫したりするだけでなく、駅の構内やバスラッピングなどでの広告やTVCMも展開したことで同社への人気が高まっている。
もちろん「メイドインジャパン」という安心感に加え、やはり評価されているのはその「美味しさ」である。
菓子大手のシャトレーゼも海外事業が好調であり進出から8年でシンガポールNo.1ブランドにまで成長しており、日本人の味覚が海外にも通用するという点ではお墨付きだ。
国内で人口減による市場縮小が見込まれる中で、海外市場の需要を取り込むことで更なる売上の増加に寄与することに期待したい。
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