【QAあり】アイ・ケイ・ケイHD、売上高は順調に回復し過去最高を達成 婚礼事業の新規出店を計画でさらなる躍進を目指す

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最新投稿日時:2024/06/19 08:00 - 「【QAあり】アイ・ケイ・ケイHD、売上高は順調に回復し過去最高を達成 婚礼事業の新規出店を計画でさらなる躍進を目指す」(ログミーファイナンス)

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【QAあり】アイ・ケイ・ケイHD、売上高は順調に回復し過去最高を達成 婚礼事業の新規出店を計画でさらなる躍進を目指す

投稿:2024/06/19 08:00

2024年10月期 第2四半期決算の総括(連結)

森田康寛氏:みなさま、本日は大変お忙しい中、弊社の決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。まずは、2024年10月期第2四半期の決算概況についてご説明します。

上期は施行組数と施行単価が順調に推移し、売上高は第2四半期累計期間において過去最高を更新しました。

売上高は109億9,600万円、計画比1.5パーセント増とおおむね計画どおりに推移しました。施行組数が計画を下回ったものの、施行単価が計画を上回ったことが要因です。

前年同期比については10.7パーセント増と、約10.5億円の増収となりました。これは国内婚礼事業の施行組数が前期を34組上回ったことと、施行単価が前年同期比で23万4,000円上回ったことによるものです。

営業利益は9億6,000万円となり、計画比68.5パーセント増、約3億9,000万円の増加となりました。国内婚礼事業の増収と、販管費が計画比で約2億1,000万円減少したことに加え、フォト事業や食品事業等の増収によるものです。

国内婚礼事業の販管費減少の主な要因は、人件費・修繕費・水道光熱費等がそれぞれ計画を下回ったことによるものです。営業利益の前年同期比については246.2パーセント増と、約6億8,000万円増加しました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は6億2,500万円、計画比105.1パーセント増となりました。売上高ならびに営業利益が増加したことが主な要因です。

受注残組数は、2024年4月末時点で4,830組で推移しています。前年同期比8.4パーセント減ですが、引き続き高水準で推移しています。

参考として、新型コロナウイルスの影響を受ける前である2019年4月末の受注残組数は4,271組です。東京支店や水戸支店の開業もあり、前提条件はやや異なりますが、比較するとプラス559組で推移しています。引き続き、受注組数増に向けて施策を行っていきます。

2024年10月期 第2四半期決算概況(連結)

決算概況については、スライドをご覧のとおりです。売上高については、婚礼事業だけでなく、その他の事業についても前年同期比でプラスで推移しています。

売上高の推移

売上高の推移は、スライドをご覧のとおりです。冒頭にお伝えしたとおり、施行組数と施行単価が順調に推移し、売上高は第2四半期累計期間において過去最高を更新しました。コロナ禍からの復調がご覧いただけると思います。

売上高の推移(四半期毎)

売上高の四半期ごとの進捗については、第1四半期、第2四半期ともに過去最高の売上高となりました。

婚礼事業の状況

婚礼事業の状況についてご説明します。売上高は、前年同期比で8億1,400万円の増加となりました。

施行組数は、前年同期比プラス44組です。内訳としては、国内がプラス34組、海外がプラス10組で推移しています。

受注組数は、前年同期比マイナス50組です。国内と海外に分けると、国内がマイナス55組、海外がプラス5組となりました。

受注残組数は、前年同期比マイナス443組です。国内と海外に分けると、国内がマイナス451組、海外がプラス8組で推移しています。前年同期比で減少していますが、冒頭にお伝えしたとおり、新型コロナウイルスの影響を受ける前と比較すると、高水準の受注残高を保持しています。

施行単価は、前年同期比プラス23万4,000円の397万6,000円となりました。平均ゲスト数が前年同期比3.7名増加したことが主な要因です。

施行組数・施行単価ともに堅調に推移しています。引き続き、結婚式の価値を高め、施行単価の回復に努めていきます。

施行組数の推移(四半期毎)

施行組数の推移についてご説明します。新型コロナウイルスによる業績の落ち込みから、順調に回復していることをご覧いただけると思います。

受注組数の推移(四半期毎)

受注組数についてご説明します。スライドをご覧のとおり、順調に回復していますが、全支店がコロナ禍前の水準まではまだ回復していません。引き続き戦略的な広告投資を実施していきながら、受注の回復に努めていきます。

営業利益の推移(四半期毎)

営業利益の四半期ごとの進捗については、冒頭にお伝えしたとおり、堅調に推移しています。

財務の状況

財務の状況についてご説明します。現在、自己資本比率は48.9パーセント、有利子負債依存度は21.7パーセントです。一時、新型コロナウイルスの影響により借り入れを行い、有利子負債依存度は高くなりましたが、現在はコロナ禍前の水準まで戻り、安定して推移していますので、財務基盤についてはご安心ください。

Topics①

新規出店についてご説明します。婚礼事業においては、東京都江東区に2店舗目となる婚礼事業の新規出店が決定しました。

出店エリアは、都立有明親水海浜公園内の西入江ゾーンです。マリンスポーツやビーチスポーツが楽しめる空間の提供や、結婚式もできるレストラン・カフェ等としての出店を予定しています。現在、2026年春頃のオープンに向けて準備を進めていますので、ぜひご期待ください。

Topics②

2024年4月に発表された本社所在地域別就職企業人気ランキングにおいて、九州・沖縄の企業の中で、当社が2年連続で第1位に選出されました。また、全国の業種別就職企業人気ランキングの冠婚葬祭部門でも7年連続で第1位と、非常に喜ばしい結果となりました。

錚々たる企業が名を連ねる中、このような評価をいただいたことを大変光栄に思っています。今後も当社の認知度を向上させ、企業成長の柱となる優秀な人財の確保につなげていきます。

Topics③

当社は今後の成長戦略の1つとして、ホテル事業への新規参入の検討開始を決定しました。スライドのグラフが示すとおり、昨今の旅行消費動向は、日本人の国内旅行や外国人の訪日旅行客が増え、旅行需要は大きく回復しています。

また、政府は2030年までに訪日外国人旅行者を6,000万人とすることを目標に掲げており、市場のニーズを的確に捉えたホテルの整備が急務です。

このような背景の中、婚礼事業で培ってきた企画提案力や調理技術、接客力等のおもてなしの精神を発揮することができるホテル事業への参入の検討を進めています。本件を通じて、より一層の事業展開の強化を図り、当社の使命として掲げている「ご縁ある人々の笑顔と幸せ作り」に取り組んでいきます。

2024年10月期 業績見通しのポイント

2024年10月期の業績見通しと取り組み内容についてご説明します。通期見通しについては期初の発表と変更はありませんが、進捗状況を踏まえてあらためてお話しします。

水戸支店の通期稼働と施行単価の上昇に伴い、過去最高の売上高を見込んでいます。その内容について簡単にポイントをお伝えします。

売上高は233億5,000万円、前期比6.2パーセント増を見込んでいます。主な要因は、国内婚礼事業において、施行組数が120組増の5,550組、施行単価が11万6,000円増の391万4,000円で推移することを見込んでいることによるものです。

冒頭でお伝えしたとおり、中間決算を終えて施行組数は計画を下回って推移しているものの、施行単価が計画を上回っていることに加え、他の事業会社の売上高は堅調に推移しているため、おおむね計画どおりの業績を見込んでいます。

営業利益は21億3,000万円、前期比8.9パーセント増を見込んでいます。主な要因は、過去最高の施行組数、および回復見込みの施行単価によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益は14億2,000万円、前期比5.9パーセント増を見込んでいます。今期もお客さまの感動を追求し、業績の向上に努めます。

2024年10月期 業績見通し(連結)

2024年10月期については、先ほどお伝えしたとおり、婚礼事業の業績回復、およびフォト事業や食品事業の業績向上により、各指標が良化して推移しています。

売上高・営業利益・経常利益の見通し(連結)

売上高・営業利益・経常利益については、スライドをご覧のとおりです。2024年10月期は、営業利益率9.1パーセントを目指します。前期と同様に、水道光熱費や原材料等の高騰等にも対応しながら、営業利益率の目標達成に向けて鋭意取り組んでいきます。

出店計画・施行組数、設備投資・減価償却費の見通し

出店計画・施行組数等の見通しについてご説明します。業務提携店舗が増えたことにより、今期の計画で海外店舗が1店舗増えています。

設備投資は約5億円を計画し、国内店舗のリニューアルや衣装等の購入を順次行っています。引き続き、不要不急のコストを引き締めながら、戦略的に投資を実施していきます。

配当計画

配当計画についてご説明します。2024年10月期は業績の回復を踏まえ、年24円の配当を計画しています。配当性向は40パーセントから50パーセントを目安としています。

中長期的な事業計画と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、経営成績に応じた配当を実施していく方針です。引き続き、ご支援のほどよろしくお願いします。

2024年10月期の取り組み①

2024年10月期の取り組みについてご説明します。1つ目は、国内婚礼事業の既存店のリニューアルです。今期は鳥栖支店、富山支店、盛岡支店で大規模なリニューアルを計画し、すでにすべてのリニューアルが完了しています。リニューアル効果は功奏し、3店舗ともに受注が堅調に推移しています。

また、今期は8月に伊万里支店のバンケットリニューアルも決定しました。その他の既存店においても定期的なリニューアルを計画的に行い、受注強化を図っていきます。

2024年10月期の取り組み②

2つ目は、海外婚礼事業の取り組みです。2023年10月に、インドネシアのジャカルタ市内で高いブランドイメージを持つ「Plataran」の2会場と婚礼プロデュースの業務提携契約を締結しました。

弊社既存施設のMenara Mandiri支店の正面に位置し、Menara Mandiriやその他の提携会場とは大きく異なり、アウトドアウエディングを楽しめる空間となっています。また、五つ星ホテルレベルの高級レストランであることから、シナジー効果が見込めると判断し、契約の締結に至りました。

2024年10月期の取り組み③

3つ目に、2023年12月に新たに「デジタルマーケティング推進部」を設立しました。外部よりデジタルマーケティング部長を採用し、今後、各事業会社の集客のさらなる拡大や事業のブランディング、さらにはデジタルマーケティング面での社内教育に取り組み、デジタルマーケティングの総合的な強化を図っていきます。

以上で、決算説明を終わります。最後になりますが、当社は今後も持続的な成長のために挑戦を行っていきます。引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

ご清聴いただき、誠にありがとうございました。

質疑応答:学生から支持を受けている理由について

質問者:本社所在地域別就職企業人気ランキングで2年連続第1位は大変素晴らしい結果だと思います。要因として挙げられるものを教えてください。

金子和斗志氏(以下、金子):学生のみなさまから多大なご支持をいただいていることは、非常に光栄だと考えています。なぜ支持をいただいているのかを考えた時に、1つ目は人事部の真摯な応対だと思っています。

2つ目は、学生のみなさまはOG・OBの方々に、我が社の社風、会社の状況などを確認していると考えています。支店に行っても平均年齢は30歳未満で、若い方々が活躍しています。それを見て、学生のみなさまも「私もあのようになりたい」と思ってくださっていると考えています。

また、面接を第1次、第2次、第3次と行っていますが、面接官の応対により、学生のみなさまも「このような人たちと一緒に仕事をしたい」と思っていただいていると考えています。

質疑応答:ホテル事業の検討を開始した理由と現在の進捗について

質問者:ホテル事業の検討を開始した理由と、現在決まっていることを教えてください。

金子:5年先、10年先、20年先に日本が観光立国となるといった時に、インバウンドや国内旅行において、現在はまだ完全にその業界が成り立っているわけではありません。

我々は高いホスピタリティや調理技術を有しており、それらのリソースを活用した事業を選定できると考えています。そして、それらの事業を展開していく時には、必ずお客さまから支持を受けられるものを提供できると思っています。

アナウンス後は、日本全国からいろいろな案件を20件から30件いただいています。それらを精査しながら検討に入りました。「これはいける」という物件に関しては全力で取り組んでいき、2つ目の大きな柱を築いていく所存です。

みなさまにも、いろいろな案件・物件がありましたらご紹介していただければ幸いです。きちんと検討しますので、よろしくお願いします。

質疑応答:通期の業績見通しを据え置いた理由と投資の具体的な内容について

質問者:通期の業績見通しを据え置いた理由を教えてください。「持続的な成長に必要な投資」として、具体的には何を考えていますか?

金子:いろいろな取り組みを進めていこうと考えています。既存店のリニューアルはもちろん、来期の予約状況にもさらに力を入れて、デジタルマーケティングやいろいろな広告等も行い、ホテル事業も検討します。

時々の資金も準備しておかなければならないと考えていますので、総合的な判断で通期の見通しを据え置きながら、目標をきちんと積み上げているところです。まずは足元を固め、未来投資を行いつつ、すばらしい未来を作るためにいろいろなことに取り組んでいきます。

質疑応答:支店のリニューアルについて

質問者:伊万里支店のリニューアルのお話がありましたが、今期は他にリニューアルを行う支店はありますか?

金子:伊万里支店の他に、岡崎支店を考えています。これからいろいろな支店のチェックを順次行っていきます。リノベーションはオフシーズンにしかできませんので、しっかりと計画を立てていき、全支店で改善できるものを改善しようと考えています。

金子氏からのご挨拶

多くのみなさまにご参加いただき、あらためて御礼申し上げます。いつもご支援いただき、誠にありがとうございます。

我々は、理念経営、ビジョン経営、ミッション経営を行っています。ご縁ある人々の笑顔と幸せのために行動し、挑戦します。我々はこれからが本番だと考えており、役割分担を決め、全員が自分の理念、ビジョン、ミッションに向かって力を合わせて、すばらしい未来と自分の成長を築いていきたいという覚悟を持って取り組んでいます。

みなさまにはいろいろな援助とご協力をいただき、一緒にすばらしい未来を作りたいと考えています。今後とも変わらぬご支援をお願いし、私の挨拶とします。

今後もアイ・ケイ・ケイホールディングスをよろしくお願いします。みなさま、ありがとうございました。

配信元: ログミーファイナンス

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