【QAリンクあり】博展、1Qは同一期間過去最高の売上高 成長投資を継続しつつも増益を達成し、受注残高も前年同時期比 +55.2%と好調

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最新投稿日時:2024/05/21 15:00 - 「【QAリンクあり】博展、1Qは同一期間過去最高の売上高 成長投資を継続しつつも増益を達成し、受注残高も前年同時期比 +55.2%と好調」(ログミーファイナンス)

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【QAリンクあり】博展、1Qは同一期間過去最高の売上高 成長投資を継続しつつも増益を達成し、受注残高も前年同時期比 +55.2%と好調

投稿:2024/05/21 15:00

2024年12月期第1四半期 決算説明

原田淳氏(以下、原田):みなさまこんにちは。博展代表取締役社長執行役員COOの原田です。本日はご参加いただき、誠にありがとうございます。

2024年12月期第1四半期決算の概略・事業トピックスについてご説明します。前期より少しずつですが、新しい投資家のみなさまに注目していただけるようになったと感じています。

これを機に、業績や経営指標に関して、よりみなさまに有用なデータをご提供できるよう、決算説明資料を改訂しました。なお、決算説明資料は当社IRサイトにもアップしていますので、ぜひご覧ください。

Our Purpose

パーパスおよび企業概要についてご説明します。当社のパーパスは、「人と社会のコミュニケーションにココロを通わせ、未来へつなげる原動力をつくる」です。経営理念とビジョンをパーパスとして捉え直し、2023年に発表しました。

これまでの経営理念では、「人と人」を対象としていたのですが、「人と社会」として、影響の範囲や貢献したい領域をさらに広げました。パーパスには、心を通わせるだけでなく、当社が提供したサービスを通じみなさまを未来へ繋げる原動力となりたいという思いが込められています。

社員を巻き込んで、みんなでこの言葉を作りました。パーパスを実践するべく、仲間と一緒にこれからもがんばっていきます。

会社概要・沿革

会社概要および沿革です。創業が1967年、設立が1970年と、もう50年以上になりました。上場以来、リーマン・ショック、東日本大震災、直近は新型コロナウイルスなど、いろいろなことがありましたが、なんとか仲間と乗り越え、成長してきました。

その要因は、これまでの業界の既成概念や慣例にとらわれず、市場、お客さまに真摯に向き合いながら挑戦してきたことだと思います。これからも、この勢いでチャレンジすることを止めず、成長していきます。

今期においても、新卒採用が奏功しています。おかげさまで、従業員は500人を大きく超えました。ありがたいことに、本当に優秀な社員が集まってきてくれています。新しいメンバーの力も取り入れ、当社がどのように発展していくのか、私自身も非常に楽しみです。みなさまも、ぜひ楽しみに見守っていただければうれしいです。

業績ハイライト

業績ハイライトです。2024年12月期第1四半期の業績結果は、売上高44億6,200万円、営業利益2億8,600万円、売上総利益12億7,000万円、受注高45億3,700万円、受注残高59億300万円、指名受注売上高21億5,400万円となりました。おかげさまで、増収増益で着地することができました。

新しい決算期がスタートし、非常に不安な気持ちもありましたが、今期の計画達成に向けては堅調な滑り出しとなり、一安心しています。受注残高も多く積み上がっており、第2四半期以降、非常に期待できる状況です。

事業ユニット戦略Topics

事業トピックスです。2024年1月から3月は、同一期間としては過去最高の売上高で着地することができました。BtoB、BtoCの領域を問わず、まんべんなく受注が進みました。

スライドの写真からもわかるとおり、お客さまからたくさんの期待を抱いていただいていることが大変うれしいです。それぞれを説明しきれませんが、各プロジェクトにさまざまなチャレンジが散りばめられています。

全部ではないですが、私も現場へ行ってお客さまとお話ししました。いろいろなチャレンジをしているメンバーとも話して、このような良いプロジェクトをもっと世の中に広げ、提供していきたいと改めて感じた期間だったと思います。

サステナビリティ推進関連Topics

環境配慮型イベントについてです。今、推進している環境配慮型イベントの実装は、大変良い進捗で進んでいます。お客さまからたくさんの期待をかけられていますので、社内体制を強化して取り組んでいきます。

株主還元(株主優待)の変更

株主還元の変更についてです。株主優待の変更と、保有期間の基準を緩和しました。優待品の利便性向上を図るため、「QUOカード」から「JCB PREMO」へ変更しました。また、当社事業のコンテンツに直接触れていただくため、体験コンテンツを新設しています。

前期末の決算説明会でご説明したとおり、成長投資の源泉となる内部留保を意識しながら、中間配当および期末配当を年2回、年間の配当性向30パーセントを目標としています。安定的に配当を行うことで、株主優待を含め株主還元に努めていきます。

通期連結業績

藤井由康氏(以下、藤井):取締役 執行役員CFOの藤井です。2024年12月期第1四半期決算の詳細についてご説明します。

冒頭、原田からお伝えしたとおり、決算説明資料を改訂しました。前期が変則決算だったこともあり、内容を少しアレンジしているため、少し丁寧にご説明します。

全体の業績として、前期が変則決算だったこともあり、比較対象である前期の数字については、前年同一期間で対比します。前年同一期間と対比した場合に、売上高、各段階損益ともに上回る着地となりましたので、スタートの第1四半期としては堅調な滑り出しではないかと考えています。

売上高・売上総利益四半期推移

前回の決算説明会で少しご説明しましたが、繁閑の差が激しいこともあり、過年度比較を含め、1年間の業績推移を各段階損益別に記載する表をスライドに掲載しています。

第1四半期の実績をご説明する前に当社の年間の業績の流れについてご説明いたします。1月から3月、10月から12月が繁忙期、4月から9月が閑散期になるモデルとなっています。中期的には、第2四半期、第3四半期、4月から9月の売上もしっかり伸ばしていき、繁閑の差を少しずつなくしていこうと考えています。

10月から12月、1月から3月に売上が偏る理由はいくつかあります。主な理由として、当社が参加する大きな展示会が秋口を中心に開催されること、また、新商品販売と連動してイベントプロモーションを行う事が多いため、10月から3月に売上が集中する傾向があります。

他方で、イベント展示会にはさまざまな領域があり、4月から9月にもさまざまなイベントが開催されています。今後、事業領域を広げるためのアクションを打ちながら、期を通して、売上利益を安定的に出していける構造作りに取り組んでいるところです。

次に、第1四半期の実績について、1月から3月の売上高としては、過去最高の売上高を達成しています。売上総利益率も28.5パーセントで着地しました。

営業利益・当期純利益四半期推移

営業利益と当期純利益の四半期推移です。営業利益は2億8,600万円、当期純利益は1億9,200万円の着地となりました。低粗利案件の影響により大幅な増益には至りませんでしたが、売上総利益率が若干減少した理由として、大きなチャレンジングな案件を実施したことが挙げられます。

その影響を加味しても、売上総利益は前年同一期間を1パーセント上回る着地となっているため、全体としては良い着地になったと考えています。低粗利案件については、後ほどご説明します。

営業利益、当期純利益に関しては、過去の推移を見ると、第2四半期、第3四半期はかなり苦戦するかたちで、第4四半期で大幅に解消するような状況になっています。第2四半期の予想については、後ほどご説明します。

営業利益(前年同一期間比)の増減要因

第1四半期の営業利益の推移です。スライドに、営業利益の増減要因をウォーターフォールで示しています。前年同一期間の2億4,900万円から、今期の2億8,600万円への着地を要因別に分解した図になります。

売上高は、既存顧客と新規顧客を合わせて約6,000万円増加いたしました。また、売上総利益率の向上により4,300万円増加したため、営業利益を約1億円押し上げる結果となりました。

逆に前期から取り組んでいる成長投資や人材投資を実施したことにより、差し引き約4,000万円プラスで着地いたしました。

事業ユニット別の損益の状況

事業ユニット別の損益の状況です。スライドには、事業ユニット別の売上高および売上総利益率の表を記載しています。第1四半期は、特にBtoBマーケティング事業において、売上高、売上総利益ともに大幅に伸長しています。

もう1つの主力であるBtoCマーケティング事業は、前年同一期間と比較すると若干ビハインドとなりました。BtoCマーケティング事業には、先ほどお話しした大型の低粗利案件が含まれております。

既存顧客からの案件でしたが、指名受注ではなく、コンペ参加により勝ち取ったものになります。今まで当社が候補として挙がらなかったような大型案件を獲得することができ、売上総利益率が低くても、しっかりとした実績を積み上げることができました。

第1四半期で見ると、売上総利益率が若干マイナスに振れていますが、今回の案件はかなり高い評価をいただいており、中長期的にはより大きなリターンとなって返ってくると考えています。第2四半期以降の動きにご注目いただければと思います。

四半期別受注高および受注残高の推移

四半期別受注高および受注残高の推移です。今回から、受注残高の表に受注残高回転期間という指標を追加しています。

第1四半期の受注残高59億300万円が、実際の売上高になるまで、平均約3.6ヶ月かかります。そのため、59億300万円が3.6ヶ月の間で売上高になっていくかたちになります。

前年同一期間の受注残高38億円と比較しても、かなり大きく伸長しているため、上期は大幅に伸長する見通しとなっています。

指名受注売上高・指名受注率(単体)

指名受注売上高と指名受注率です。指名受注率は、全体の売上高に占める指名受注売上高の比率です。

新規顧客・既存顧客合わせた指名受注率は、50.8パーセントとなりました。前期と比較すると、かなり下がっているように見えますが、この中にはチャレンジングな大型案件も含まれているため、この案件を除くと、指名受注率は75パーセントを上回ります。

全案件に対する指名受注案件の割合は80パーセント以上を継続しているため、大きく心配しなくてもよいと考えています。今回のような大きなチャレンジングな案件で実績を積み上げていくことで、コンペ案件から指名受注に移行していくことが当社の大きな目的です。こちらの推移については、今後も注視して見守っていきたいと考えています。

リピート売上高・リピート率(単体)

リピート売上高とリピート率です。第1四半期はリピート率77パーセントと、引き続き順調に推移しています。第2四半期以降、上期を通して、しっかりと実績を上げていきたいと考えています。

上期の数字がある程度見えてきましたが、7月から9月は数字が下がる傾向にあります。下期もしっかりと売上を積み上げて、第4四半期につなげていけるよう、全社一丸となって取り組んでいきます。

中期経営計画の達成状況

2024年12月期通期業績予想についてご説明します。

中期経営計画の達成率は、売上高が26.2パーセント、営業利益が23.8パーセント、当期純利益が23.4パーセントとなっています。上期については一定の数字がある程度見えているため、引き続き通期達成に向けて取り組んでいきます。

質疑応答

質疑応答の内容については、当社IRサイトに公開しております「2024年12月期第1四半期 決算説明会 質疑応答要旨」をご覧ください。

配信元: ログミーファイナンス

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